はてなキーワード: アメリカンショートヘアーとは
階層と言うのはつまり
「稼げる>先に進める>>要領が良い>>>>>賢い>勉強が出来る」
等という序列は無い、という意味だ。
それぞれ違う特性であって、それらは違うだけであってどれが良い、どれがエライという事はない。
しかし、「稼げる>稼げない」という序列は存在する。軸が同じであれば当然階層が存在する。
例えば「未来を開く研究>落ち穂拾いな研究」であるとか「要領が良い>要領が悪い」であるとか。
(階層の上下も定義によるので単に稼げる方が上と定義した場合、軸が同じであれば序列を付けることが出来る、という意味)
何が言いたいかというと「稼げる人間が、未来を開く研究者を羨む」のをポジショントークだと切って捨てるのは適切では無いという事だ。
稼げる人間が稼げない人間に向かって「稼いだって良いこと無いよ」というのはポジショントークだ。これは受け入れがたいだろう。
しかし、稼げる人間が稼げないが先に進める人間に向かって「研究が出来るのは良いことだよね」というのは、ポジショントークではない。
軸が違うからだ。
さらに言えば「稼げることと勉強が出来ることと要領が良いことはそれぞれ違うよね」というのを
「稼いでるヤツのポジショントーク、つまり持てるモノの理屈だ」というのは、比較が出来ていない。
それは暗黙に「稼げる>稼げない」という軸で序列を生成し、勝手に並べているからだ。
繰り返しになるが同じ軸であれば階層は存在する。特性をある軸に沿って並べるのも比較としてはあり得る話だろう。
しかし、特性の違いを論じているときに、勝手に軸に並べた上で反論するのは、反論になっていない。
(アメショーの飼い主がパグとアメショーは似て非なる甘え方をすると論じているときに『アメリカンショートヘアーの方がパグより高いのだから、アメショーの飼い主はは心の中でパグの飼い主を見下している。ポジショントークだ』と反論するのに似ている)