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はてなキーワード: 「立場」とは

2007-02-13

原則と運用

原則としてはこうこうだが、実際の細かい運用規程は個別に定められており、実社会では後者が採用されることが一般である。歴史の産物でもあり、大人の知恵の集積といってもいいだろう。にもかかわらず、大元の憲法の条文を持ち出して、大上段に構えているいい大人をみかけた。伝家の宝刀のように振りかざしているが、そのように一刀両断できるほど簡単なことなら誰も苦労はしない。

google:大上段から「正義」押しつける左翼な人々ぐらいだとまだいいけど、自分の正義正当化するために、奇妙な議論をしている大人とは困ったものだ。その他google:詭弁のガイドラインに当てはまるところが散見されるなど痛々しい。

ASIN:4334032524(「みんな」のバカ! 無責任になる構造 )から引用すると、

「立場」に付随する「責任」論とは違って、「xがyに対して責任がある=往々するべきである」という形での「責任」論は、xとyの双方を具体的な特性を持った「誰か」として特定しないで進めていけば、いつのまにか「みんなみんなに対して責任がある」、というどうしようもなく曖昧な話になりかねない。

みんな正義みんなで守ろう」という形をとるのが日本的な“みんな”の考え方であるのに対して、西欧個人主義というのは、社会的「正義」をいったん可能な限り個人の「権利」に分解したうえで、責任主体としての「個人」にそれぞれの守備範囲内で守らせていこうとする思想である。

法化された社会では、ある意味で、徹底的にエゴイスティック(自己中心的)にあることこそが、「わたし」の「責任」として---「みんな」から---与えられた領分を守る意味倫理的なのである。

ナチス体制の暴走とは関係ないことはなく、めちゃめちゃ関係がある。それを関係ないと言い切っているのだから、読解力に相当問題ありと見なされるだろう。ついでにもたらされた結果の善悪に言及している時点で終わっているといってもいい。問題はプロセスとして通ってしまったことが主題なのだから。

2007-01-29

立場

消費税率は20%くらい・相続税も大幅に上げないと、おそらく日本はやっていけないだろうと思われる。

http://anond.hatelabo.jp/20070128093015

この手の論はよく目にするが、根拠がよく分からない。

一人ひとりの労働力が国際的に見て下位に落ちたのでなければ、「作って売って」を繰り返していけばまぁそこそこ生活していくことはできるはずではないか。

後は個々が能力と努力(と成果)に応じてもらうだけだ。

この能力と努力に拠らず、「立場」に拠って職について、つくだけならまだしも能力と努力に拠らず立場給料もらってるやつが多いから破綻するのだ。縁故のある「立場」いい大学を出た「立場」、その他いずれも仕事自身の成果とは関係ない。

 
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