はてなキーワード: 恐るべき子どもたちとは
ttp://blog.livedoor.jp/hitoshione/archives/50807569.html
親殺し、祖父母殺しも続発!
現代よりも遥かに凶悪で不可解な心の闇を抱える、恐るべき子どもたちの犯罪目録!
なぜあの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?
戦前の道徳崩壊の凄まじさがいま明らかにされる!】(帯文より)
え~、戦前のガキはとんでもねえです。
昭和元年~昭和20年くらいまではとんでもねえ少年犯罪が頻発してます。
それこそ酒鬼薔薇や金属バット殺人、女子高生コンクリート殺人クラスの
社会を揺るがす少年少女による凶悪犯罪が毎年毎年発生しています。
人口比を考えても現在の倍以上の頻度で少年少女による殺人事件が起きてます。
「昔は良かった」「昔の子供は素直だった」なんてロクに資料を調べもしない
無知で呑気な老人の戯言です。
ってことを膨大で克明な実証データ(新聞記事、裁判記録、警察資料など)から
論理的にも数字的にも明らかにしている。
20年足らず(しかも戦争時代含む)の間によくぞこんなにも酷い少年少女による犯罪があったもんだと思うが、読み進めていくうちにあまりにも酷すぎて麻痺してくる。当時の新聞記事の文体もちょっと時代がかっていたりするのでフィクションの羅列にも見えてくるがすべて実際にあった事件。
事件の羅列だけではなく、現代の若者や少年少女の社会的風景との照らし合わせも素晴らしく、特に「2・26事件のニート的背景」の項は圧巻。