2021-05-11

改憲しないとできないコロナ対策を考える

改憲しないとできないと思えるコロナ対策(感染症対策)には何があるか考えてみる。

一時的に移動を制限するロックダウンとかは、現在でも公共の福祉による制約で可能だと思うが、

もし、緊急時に、基本的人権すらも停止できるような強力な改憲をした場合にのみ、可能になる対策としては何があるだろうか?

とりあえず、3つ思いつくものがあるので、書いてみる。

1. 家畜でやっているように、一部で病気が発生したら、その周り全部をまとめて殺処分するような対策。

たとえば、発病者が出た集落があったら、集落ごと焼き払うみたいな対策は、改憲して緊急時に人権を停止でもしないと、さすがに無理だろう。

人権がない家畜に対しては、まとめて殺処分という方法で、強力に感染を抑え込める対策がとれるが、人権がある人間に対しては改憲して人権を停止できるようにでもしない限り不可能だろう。

2. 強制的に行う新薬を試す人体実験な治験。

強制的に薬を打ったり、病気にわざと感染させたりして、効果を試すような人体実験をすることは、人権を停止しないと無理だろう。

// ただ、志願者を募るんだったら現在でもギリギリできそうな気もするけどね。

3. 個人所有の土地や建物を強制的に取り上げて、野戦病院などを作るような対策。

これも改憲して、緊急時には財産権とかを停止できるようにしないと無理だろう。

土地や建物以外にも、特定の物資生産のために強制動員とかも改憲しないと無理だ。

// もちろん、個人所有ではなく、国有地の公園に病院を作るとかなら、現在でも可能だろうけど。

// 買い上げることを約束するので、特定の資材の生産を依頼することも、現在でも可能だろうが、命令して強制するのは難しいと思える。

おそらくこれらは、緊急時に基本的人権や財産権などを停止できるような改憲をした場合にのみ可能になると思う。

なぜなら、これらは、公共の福祉での制約の外にある対策のように思えるからだ。

冒頭にも書いたが、一時的に移動を制限するロックダウンとかは、現在でも公共の福祉による制約で可能だと思うけど、

これら3つはさすがに改憲しないと無理だろう。

他に、改憲しないと、さすがにこれはできないだろうと思える対策で、思いつくものある?

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