うちも家族が呼吸器系の慢性疾患持ちで高リスク群なので他人事じゃないので書いてみる。
オリンピック選手にワクチン優先摂取するって話なんだけどどれだけの覚悟を持ってそんなことをいっているんだろうかっていう話。
コロナウイルスの現状なんだけど、いま1日50人位死んでる。第二波が収まった頃の去年の10月とかでも1日5人位は死んでる。
ワクチンの方は、二回の摂取が終わっている人が日本の人口の0.8%で大体百万人くらい。
高齢者は3600万人いるから全然終わってない。
じゃあいつまでに終わるのかってのが知りたいんだけど、首相官邸のHPにも、厚生省のHPにもいつうち終わるかは書いていなくて、4/23 日の記者会見で首相が7月末までに打ち終えると言ってたんだけど、野党ヒアリングで特に根拠が無いことがわかっている。
https://mainichi.jp/articles/20210426/k00/00m/010/150000c
甲府市の担当者によると甲府市では早くても9月までかかるということなので、まあ9月までかかるんだろう。
現状はこんな感じなので、ここからは「オリンピックを開催」して、「選手にワクチンを打つ」場合の仮定の話をする。
オリンピックの開催日は7/23日だ。ワクチンは二週間掛けて2回打つので7月初め頃には選手に打ち始める必要がある。
それまでに高齢者にワクチンを打ち終わっていればいいが、そもそも7月末目標で実際は9月以降になりそうなので、うち終わっていない可能性が高い。というかまあ無理でしょう。
そのころ、つまり今から2ヶ月後の一日の死者数はどれくらいだろうか。いくら自粛を頑張っても去年の10月以下まで下がるとは思えない。
まあ、1日10人位の死者が出続けているだろう。まあでもいい方に考えて5人位だとしてもいい。
毎日5人死んでいるなかでオリンピック選手にワクチンをうつことになるとする。
死んでいる人たちはどんな人たちか、当然高齢者とか、高リスク群の人たちが多いだろう。
俺の家族がその中に入る可能性は低い。まあ無いだろうと思っている。でも誰かの家族が死ぬことになるだろう。
オリンピック選手がコロナにかかったとして、重症化するリスクは低い、したがって死ぬリスクも低い。
スポーツ選手は若くて体力がある人が多いんだから当たり前だ。
高リスクなのはお相撲さんくらいだろうが、さいわい相撲はオリンピック競技ではない。
7月23日以降に高齢者の家族がコロナで死んだひとは、どう思うのか。
オリンピック選手にうつワクチンを家族に打ってくれていれば助かったのに、と思うしかないのではないか。
実際のところオリンピックのスポーツドクターとやらをワクチン接種にまわせば、接種をもっと進められるんだから筋は通っている。
これ国賠訴訟起こせるんじゃないの。
まあもちろん、ワクチン接種が何もかもうまく言って開催日までに高齢者の摂取がほぼ終わっている、なんて可能性もなくはない。
なくはないけど、書いたみたいなことが起こる可能性が高い。
政策決定の責任者はこんなことになる覚悟をもって、オリンピック選手にワクチンを優先的に接種させるっていっているのか。
考え直したほうがいいんじゃないか。
政府「き、キミは脅迫しているのかね?!」
病気や高齢で生産性の低い国民よりも外国のスポーツマンの方が大事だということさ
いや命と命の比較ならまだいいんだけど、「高齢者の命」と「スポーツマンが安心してスポーツできること」をくらべて後者の方が重要って政府は考えてるってことだよ。
外交だからねえ インドに何十億くれてやったじゃん?あれと一緒よ ホームレスになった国民を助けずに外国にばら撒いて外交 オリンピック選手にドクターとワクチンをささげるのも外...