2018-04-04

夜のスイッチを押すと夜が溢れてくる。部屋中をしっとりとした黒が覆う。星がちかちかとまたたきながら、さまよい歩きはじめる。

鼻孔や眼の隙間を塗って、脳内に夜が侵入してくる。頭のおかしくなるような、極彩色の夢を見ながら、眠りの井戸におちてゆく。

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