夜のスイッチを押すと夜が溢れてくる。部屋中をしっとりとした黒が覆う。星がちかちかとまたたきながら、さまよい歩きはじめる。
鼻孔や眼の隙間を塗って、脳内に夜が侵入してくる。頭のおかしくなるような、極彩色の夢を見ながら、眠りの井戸におちてゆく。
Permalink | 記事への反応(0) | 01:51
ツイートシェア