■全てを失った後で思うこと
しばらく凹んでいた。
この先何のために生きるんだろうと思っていた。
でも徐々に慣れてくる、この状況に。
多くのことに期待しなくなったのは、今に始まったことじゃない。
何のために生きるんだろうか。
衣食住が満たされて、本が読めればそれでいい。
それ以上は求めない。
他の全てはもういらない。
希望を持って生きている人が羨ましい。
自分には希望はない。
必要最低限に生きる中で、そこに幸せを見出さなければならない。
昔が懐かしい。
でもそのときそのとき全力で生き、選択した結果がこれだった。
だからそれほど後悔はない。
希望はなくても、この先も全力で生きよう。
最期を迎える瞬間まで。
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