まず皆さんに理解していただきたいのは、Appleとジョブズはイコールではない、ということだ。
Appleが何をするにしてもジョブズと結び付けて語られるのには大いに不満を覚える。
確かにジョブズは、Appleを立ち上げ、二度に渡って興隆させた。
その功績は古今に類を見ないものであろう。
しかし、あくまで彼はApple史を彩るワンオブゼムにすぎないのだ。
ジョブズがいなくともAppleらしさには微塵の揺らぎもない。
我々が愛するは「ジョブズのApple」ではない、ただの「Apple」なのだ。
かつてジョブズが去ったあとも我々はAppleを信奉していた。
そしてジョブズが亡くなっても我々はAppleを信奉している。
私が言いたいのはそれだけです。