2011-06-29

相手を支配しようとするのは

なにより相手が怖いから、相手がこちらを支配するのを怖がるから

相手が離れてしまうのが怖いか

優位に立っていなければ、とてもじゃないけど自分を保っていられない

醜いだろう、無様だろう、愚かだろう

何も誇ることはない

けど、そうしないと満足に生きてすらいけない

その強さは、陶器のようだ

鋭く、時として他人を深く傷付けるが

硬くて薄いがゆえに脆くて

そして、一度欠けたり砕けたりすれば、二度と元には戻らない

自分を守るために、相手を攻撃する

近付きたい気持ちと、遠ざけたい気持ちがせめぎ合ってしま

揺れるような強さと弱さと、それ故に苦しみがそこにはある

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