こちらが一生懸命支え、保護すればするほど勘違いし、こちらと同じ権利またはそれ以上を求める。
これは、保護する側の人間が弱者に対して立場をハッキリと伝えないから起こるのである。
また弱者に対して、あなたは弱者ですよと伝えること自体がタブーである風潮もある。
そういった要素が重なり、最近は弱者が自分自身を弱者であると認識することができなくなってきている。
また彼らのプライドは誰よりも高い、他人がこれだけ優しくしてくれるのは自分がそれだけ優れているからだと思うからだ。
実際は周りに居る人間が優しいだけで、弱者自身になにか特別な価値がある訳ではない。
それは、心の奥底では自分は弱い人間であると気付いているからである。
しかしその事実を認めることは出来ない、それをした瞬間彼らはアイデンティティクライシスを起こすからだ。
だから所謂「大人」と呼ばれている人間が通る道を通っていない。
彼らの考えは、10代後半の若者のようであり非常に幼い。
そういった彼らの特徴は、自分さえよければ他人がどうなろうと知ったことではない、という考えに基づき行動している点である。
自分を守ることが彼らの至上命題、自分を守るためなら無条件で他人を批判する。
自分を守るために、何の根拠も無く「ごめんなさい」と言う。
長期的目標に基づいた行動では無く、超短期的目標に基づいた行動しか取れない。
こうした人間が社会に進出していく事によって社会は不安定になっていく。
しかし、それを止めることは出来ない。何故なら我々は彼らを「差別」してきたからだ。
この「差別」の「つけ」を今払わされることになっている。
きっとあなたの周りにも、理解しがたい人間は居ると思う。毎日その人物に振り回され、疲れる日々。
ちょっとこのモデルに当てはめて欲しい、きっと答えは見えてくるはずだから。
「つけ」の先送りだね
まさに家の姉だ。精神病らしいけど、もう理解することは諦めた。