2011-01-10

他人への説教を、自分のために行なう奴がいる

http://anond.hatelabo.jp/20110110092921

親は貴女のことを思って色々言っているのではない。

自分が娘とか周囲の人間かに説教できるという、優越感や自己肯定感のためにやっているに過ぎない。

自分が気持ちいいから、説教の回数が増え、 微に入り細を穿った内容になる。

できる限り説教したいから、自分より立場が弱い相手の粗を探すようになる。


たぶん、貴女の親って、テレビとか見ながらひたすら登場人物にダメ出ししてるでしょ。

親類縁者の行動に一つ一つ文句をつけて、それにひきかえ私は…ってな話し方をしてませんか。

僕の親とそっくりだよ。


説教の根拠は社会一般で通用する、ほどほどの倫理観ではない。

学術的な根拠や統計エビデンスなど全く含まれない。

「(有能な)自分経験」と「(有能な自分が必死で適応している)社会で通用する基準」になる。

有能な自分を確認したい訳だからね。

もちろん客観性なんて欠片ほどもない。


真に有能なら、他者への説教自己肯定感を満足させたりする必要なんてない。

一人の人間として、相手に合わせた、適度な回数と強度のアドバイスなり叱り方なりができるはず。


結論としては、自己に対する承認の不足や、能力が不十分なことによる自己肯定感の

欠乏を「説教」という手段で人の上に立って、相手の精神力を吸い取って晴らそうと

するモラハラ人間と、純粋アドバイスなり議論なりしようとしている人を、出来る

限り区別する努力をするしかないんじゃない?


「そんなことでは社会では認められないぞ」と毒親に言われ続けて、自分ダメ人間と信じて

真っ暗な学生生活を送り、実際に社会に出てみたら自分イメージからは圧倒的に難易度が低くて

職場でも職場以外でもあっさりと「認められ」唖然した経験を持つ男性より。

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