ん?
それはどこの現実だ?君はどこに生きている?
としても、その失業者100人は役員1人と同じだけの人権を主張できる。
もしかしたら君が信奉している考え方によると、人権とはおよそ定量的なもので、人の社会身分によってその価値が変動する、ということだね?
で、その現実はどこにあるんだい?
これは理想論でも何ものでもない、君が主張する現実のはずだけど、君はそれを現実ではないという。
僕と君と見ている現実は違うようだ。
では、君はどんな現実を見ているのだろう。
現実が終わってる奴が何を言おうと無視される。
君も大概だね。君の隣人や僕に向かって何かを言ったところで、どうにもできないよ。
そういう主張はしかるべきところでしないと。
はー、なるほど。君が則っている考え方によれば、人権と信用とは同値、あるいは相関関係にあるんだね?
で、その現実はどこにあるんだい?
人権を主張しても聞き入れてもらえるかどうかは別だからね。 聞き入れて何のメリットもないなら聞く価値ないだろ。 人間を動かすのは理屈じゃなく利害だよ。 死んでも大勢に影響...