2010-11-23

闘争理論

僕は処女厨なのか、そうではないのか。


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(前提として、僕は既に性体験を終えている。)

童貞だった頃、『セックスは一生を添い遂げる覚悟のある人としかしないもの』という『セックス結婚』と言っても差し支えない程の考え方をしていた。

浮気を50回以上繰り返した我が父…

中学の頃、友人宅に遊び行ったら友人カップルが俺がいるのにセックスを始めたこと…

友人の「1日で10回が限界だわ」という謎の報告…

芋臭かったJK夏休みを終えると女として成長していること…

ヤリチンヤリマン

出会い系を始めとする、性風俗業の存在

全てが不思議だった。

そのまま高校を卒業し、専門学校へ進学。

友人の紹介で、一緒に遊ぶようになったJK女の子

自分タイプで、気が合って、好きになって…何ら変なことでは無い、普通のことである。

青春時代青春を送らなかった僕の行動力は、それまでの人生で最高に爆発した。

恋愛は楽しかった。いつものセーブが効かず、暴走してしまうのだ。

なんだかんだあって、僕は童貞ではなくなった。

初めての行為を終えた後、えらく自分が汚れた気がした。

女「好きってさー、どういう意味なのかな?」

僕「んー。ずっと、君を忘れないっていう意味だよ。」

こんな妄想をしていた自分が薄れていった気がした。

何故か。

過去の、童貞だった自分に不義理を行った』

そう感じたのかも知れない。

好きな人と添い遂げた』

というのもあったが、直感的に感じたのはこれではなかった。

貞操観念が、欲望に負けた瞬間である。

セックスという甘い欲望の味を覚えた後は、繰り返し食べたくなるものだ。

それからの僕は、気持ちよさを、体を、心を、コミュニケーションを求めるようになった。

仲良くなる為に、相手を知る為に、セックスという手段を取る。

セックスによってお互いを開放した状態は、子供の頃の無邪気な気持ちに似ていると思う。

後に知ったことだが、初体験の相手は所謂ヤリマンだった。

僕はすぐに裏切られ、人間不信に陥ったものだ。

過去なんて気にしない、受け入れるよ』

なんていう言葉も浮かんだが、僕に気持ちの無い相手に、そんなこと言えるはずがなかった。


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社会人になってからというもの、これまで幾度となく将来のことを考えてきた。

趣味

資産運用方法

・新たな友人/恋人までの出会いのプロセス

・性生活

結婚

賃貸派/持家派

・同期との出世争い

つのまにか、昔ほど『結婚するなら処女!』みたいなことは考えなくなっていた。


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僕は処女厨ではないが、処女厨である。

処女、もしくはそれに近しい人と結婚たいと奥底では思っている。

アクセサリー感覚あるいは気持ち良さ優先で相手をとっかえひっかえする人…

好きな人が何人もいた人(見る目が無い人)…

これらの人と付き合った場合裏切りトラウマが甦るのは間違いない。

しかし、そこでまた懸念材料が出てくる。

理想結婚相手と出会えるのか

・その相手が、僕みたいな男を好きになってくれるか

・『自分経験はどうなんだよ』という相手の疑問に対する解答

一生涯を掛けて尽くそうと思う相手と結婚をする…と考えた場合自然貞操観念が強い相手を…

つまり、経験が少なく、浮気する可能性が少ない、真面目な相手を選ぶのだと思う。

誰だってお尻の軽い人は嫌でしょう?

問題は、知る術が無いことである!(テッテレー


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僕は、自分のことを純情だと思うが、はたから見たら確実にそうは見えないと思う。

出会い厨死ね精子脳死ね!とか思われてるに違いない。

セックスという手段を行使しようと簡単に目論む…

知らない内に、僕は『ヤリチン』思考になっていたようだった。

僕を誰も知らない何処かへ行きたい死にたい。消えたいおっぱい揉みたい

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