2010-09-29

サビ残が温存される理由も同じ

これは、サービス残業がいっこうに無くなってゆかない理由でもありますね。

 

互いに強要し合い、心では悪いと思っていても、互いに強制し合う。

本心では悪いことだと思っているから、表だっては言えないし、

後ろめたさから、そうしなければならないと言えるだけの言い訳

様々に準備することになる。精神の平穏を保つために。

 

雇用差別待遇が改まらないのも、最底辺に居る者以外は、必ず、

自分より下の立場に対し強要をしている。せざるを得ない。

上からの圧力もある。ノルマもある。家族もある。…etc

 

一番上に居る者以外は、加害者であると同時に被害者でもある。

|←     加害者       →| |

| |←       被害者     →|

|a|←     多数派     →|b|(少数派a+b)

 

 

この大多数の間の共犯関係が崩れない限り、幾ら法整備しても、

雇用差別も無くならないでしょう。

 

 

純粋被害者が圧倒的な多数派にならない限り、民主主義(多数決主義)国では、

法が改まることそのものが、起こりえないのでしょうけれども。

 

 

すでに色々あるにはあるとしても、

罰則のない法を作っても、実効性が無いから、所詮はアリバイ造り。

外国に対する言い訳と建前。

 

 

ホリエモンを潰したみたいに、サビ残ブラック企業を、一罰百戒で

見せしめにでもすれば、効果はあるだろうけれど、絶対やらないだろうな。

いや、仮に行政が動いても、マスコミほど酷い状態なんだから、やっても報じないか。

 

 

一番の近道は、パートアルバイト派遣労働が、国民の半数を超えること。

 

これに危機感を覚えた支配層は、建前のキレイ事で雇用の立て直しを

唱っていますが、完全に無くす気は、まず無いでしょう。

 

彼らが多数派にならないために、これ以上増やそうとはしないだけ。

選挙行かないバカが居るから半分以上に増えてもOKなはずなのだけど、

上にいながら下に温情をかけるバカもいるから、そのへんは折半。

 

読みを間違えたからか、欲に目がくらんで拡大させ過ぎちゃったからか、

政権交代が起こっちゃったけど、すでに(麻生時代の)対策は効いてきているから、

再びネジレにまでは引き戻せた。

 

これからは、上流・中流・下流の安定的でありながら下流を最大化する

最適値の算出を行っている段階だろうな。

 

|←‥‥共犯関係‥‥‥→|

|上|←‥‥中流‥‥‥→|←‥‥‥下流‥‥‥→|

|‥‥‥ギリ多数派‥‥‥|‥‥ギリ少数派‥‥‥|

___________←|→微調整

 

     ↑上で図示した理由により、ここは幾らでも最大化できる。

「中間層の厚みが大事」という言葉の持つ意味が、1980年代のそれではなく、

別の理由にすり替わってゆくはずだと予言しよう。

 

 

話が逸れまくりすぎかw

 

http://anond.hatelabo.jp/20100929104515

記事への反応 -
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