俺のやっている仕事を別の部署でも活用していかなくてはいけないということで
俺がその部署のアドバイザーとして呼ばれた。
ただ、呼ばれたタイミングがちょっと遅かった。
その部署の担当がなんとなく資料を作って形にはしているものの
基礎を理解しないままに、応用をまとめた資料を用意しているものだから
そして、その部署に波及させるための具体的な方法も考えていないものだから
もっと早いタイミングで相談もらっていたら、活用のアドバイスもできたのにと思った。
正直、「これ意味ないよ、時間の無駄だからやめなよ」と言ってしまいたかった。
イチ平社員がそこまで言ってしまうのもちょっと違う気がしたので
「ほんとにその方法がベストなのか、もう一度考えてごらん」という感じに濁した。
なんていうか、もうすでにある程度走ってしまっているんだけど、
専門家から見て明らかに間違っている方向にいってしまっている仕事に対して
軌道修正をはからせるのってかなりしんどい。
だって、担当者からみたら、わからないながらも頑張ってまとめた資料だし、
それを無にしたらものすごくヤル気をなくすだろうし。
かといってこのままほっておけば、もっと無駄な道を歩むことになるから
そっちのほうが問題なんだろうけどさ。でもさ・・・。
久々に歯切れ悪い仕事にぶつかったなと感じた一日だった。