2010-08-31

転職雇用規制の問題

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1446204259?fr=chielqm_chie_detail

以下、ヤフー知恵袋から転載

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入社4年目です。転職を考えています。

主な理由は、精神的負担からです。

仕事量は多い(毎日終電、土日出勤あり)、

・膨大な仕事量に対してさばけるだけの力がなく、自分能力限界を感じる

仕事すればするほど自信がなくなる

・人に何を言われても、自分のせいに感じる

土日返上して頑張っても、何も報われた気がしない。モチベーションがあがらない

上司からは仕事量を減らしてもらえることもなく、ただ早く帰れといわれるプレッシャーを与えられる

そんな中悩む理由としては、

転職するにしてもやりたい仕事がない

②今やめるとチームに迷惑がかかる

があげられます。

ここで辞めるのがベストなのか、踏ん張って耐えるのがベストなのか

よくわからなくなってしまいました。

皆様からのアドバイスをいただけると幸いです。

よろしくお願いします。

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質問者自分との感覚に近いものを感じたため客観的な意見を述べることは出来ないが、

私個人としては即転職するべきだと思う。

 

しかし実際に「転職」という行動を起こすには相当の勇気が必要だ。

(他の方がどうかわからないが、少なくとも質問者と私には非常に難しい問題の一つだ)

 

この質問者のように体と心は現状に拒否反応を起こしているのにそこから脱却できない理由は、

日本社会における「転職」という行動がそれを行う個人にとって相当のストレスになるということに他ならない。

新卒社会人として就職活動をする時の心境と比べてみるとそれは相当なストレスに感じられる)

 

ならばそのストレスを解消するために必要なことは何なのか。

 

 

 

最近巷では会社法における解雇規制の緩和についての議論をよく見かけるが、

この解雇規制の緩和こそが上記の質問者のような転職時に感じる心理的ストレスを解消するために実現すべき課題の一つである。

 

 解雇規制の緩和を現実化 → 雇用の流動化 → 転職の頻度増 → 転職ハードルが今よりも下がる

 

この流れが現実化して誰もがあたりまえに転職するようになるならば、

 

 

>①転職するにしてもやりたい仕事がない → 見つかるまで転職すれば良い

>②今やめるとチームに迷惑がかかる → 他から人材を引っ張ってくれば良い

 

 

となりヤフー知恵袋に同様の質問が上がることはなくなるだろう。

(②については事前に転職の意思を申し入れていれば何も問題ないことであるが

 現状は他から人材を引っ張ってくることも雇用規制によりハードルが上がっているため

 転職希望者側から申し入れにくい状況になっているのだと思う)

 

また自分能力に自信が無いのなら自分に見合った職業が見つかるまで転職すればいいのである。

 

適切な場所に適切な人材がいることはもちろん大事だが、

不適切な場所に不適切な人材がいることがより問題だ。

 

人は城、人は石垣である。

人が壊れてしまっては国は成り立たないのである。

  • 解雇規制が緩和されるからって楽に転職できるようになんてなるわけないだろ   派遣切りが問題視された頃にクビになった派遣社員は楽に次の派遣の仕事見つけられましたか? 日本よ...

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