学生時代、わたしが体験して「何だかなあ」と思った話。
創作系サークルに所属していてお互いの作品をみんなでわいわいと品評しあっていた。
その頃のわたしは今よりも真面目に上昇志向があって、
このサークルで切磋琢磨させてもらおうという気持ちで所属を決めた。
そして、せっせと作品を作ってみんなに見てもらっては、意見を参考にしていた。
その努力が実ったのか本当に些細な「結果」を得ることができた。
嬉しくてみんなに発表したら、それ以来わたしへの態度が変わった。
不思議なことに嫉妬を顕にする人ほど、真面目に作品を作っていなかった。
嫉妬からわたしを突き放す人。羨望からわたしと距離を取る人。
どっちにしろ、わたしには仲間がいなくなった。
そのうちにわたしはサークルに行かなくなって、
ネットで知り合った人と大学じゃない場所で会うようになっていた。
きっと誰からも落ちこぼれずに、誰にも抜きん出ずに
非モテを抜け出したら非モテの友達に嫌がらせされたの話 創作サークルで嫉妬の渦 の構造が似ている。