今回のホメオパシー問題は、ある種の「自然信仰原理主義」と言えそうだ。
で、ここのところ、「自然信仰原理主義」の綻びが垣間見れる気がする。
「高齢者がエアコンを嫌って熱中症になる」というのも「自然信仰原理主義」の綻びの一つ。
自分に言わせれば遺伝子組換え排斥運動も「自然信仰原理主義」だと思うので、
早晩綻ぶと期待しているのだが。
「保存料は有用です、人体への影響は軽微です」という点を科学的に解説したところ、
生協といえば「自然信仰主義者」の巣窟、というイメージもあるが、
と同時に生協は「女性解放、ジェンダーフリーの拠点」でもある。
ジェンダーフリーの観点からすれば、「家事の軽減化」というのは重要なテーマであり、
一定の段階で自然信仰原理主義から決別する必要に迫られた、ということだろう。
原発PR施設に宮崎アニメキャラが使われていることが問題視され、
彼らにすれば、宮崎アニメは「自然信仰原理主義のシンボル」なんだろう。
その理由は「自然信仰=アンチ大資本」というイメージがあったから。