精神状態がよくない時は、変な人がよってくる。
磁石みたいに引き合ってしまうのだ。
小学校でいじめられて、地元から離れるために受験をして遠くの中学へ行った。
中学では浮き気味だったけど高校ではうまくやっていけた。
中学で浮いている人の中にいたあとで思ったのは、学校になじめてない人のコミュニティーでは“非常識”が常識になっている部分があり
それ以外のコミュニティーでも彼らの“常識”を持ち込んでしまうためにますます浮いてしまうという悲しい事実である。
特に学校になじめてない人のコミュニティーではなじめている人たちをバカにする傾向がある。
なじめている人たちをバカにすることで結束を高めるのである。
彼らが失敗してしまうことは、オタク趣味のような特定の話題だったり、それ以外のコミュニティーでは当前なことの否定、例えばファッションを頑張っている人をバカにすることだったり、人付き合いの仕方だったり、悪口だったりいろいろである。
浮いてしまった子はどうするかというと、もとの学校になじめてないコミュニティーに戻りそれ以外の人々のコミュニティーの愚痴を言って結束を固める。
非は自分にあるのだがそれを指摘してくれる人がいないためそれに気がつくことができない。
非常識を理解している人がいたとしても、そのコミュニティーでは少数派であるため指摘しにくいあるいは指摘しても否定されてしまう。
狭いコミュニティーではより仲良くはなっても周りから余計に孤立してしまうのである。負のスパイラルだ。
社会に出る頃にはなじめなかった子コミュニティーのメンバーは何割かが既に脱落しているので仲間が見つかりにくい。
なので大抵負のスパイラルは止まる。しかしそのころにはもう手遅れである。職場で浮いておしまいだ。
ただし、彼らのお互いを見つける能力は非常に高い。お気をつけあれ。