2010-08-11

地方上級公務員試験の集団討論の備忘録草案

PCからしか2ちゃんねるに書き込みできないので、出かける前に草案を公開します~

はてなブックマークタグ検索会議」でヒットした、ここ一年間でブックマーク数の多い記事を参考に集団討論で使えそうなテクニックの情報を集め、実際に集団討論を受けてみた結果からいろいろ考えて分類してみました。なお、私は集団討論のメンバー全員が合格することを目指していたので、ここで紹介するテクニックはいかに効率的な討論運営をするかについてのものが中心で、他人を蹴落としてまで個人の評価を上げるようなものについては書いていません。

想定する集団討論の形式は、私の受けたものを参考にしています。その形式は、10名程度が輪になって座り、最初に与えられた議題について各個人が5分程度考え、それを個別に発表し、50~60分間、リーダータイムキーパーなどの役職を決めずに議題について集団討論するというものです。

なお、この文を書くに当たってメンバー全員で活発な議論が出来るように「メンバー全員が議題や話の内容、概念、討論運営の手法、討論の結果決まったことを共有しておく」という考え方を重視しました。

集団討論におけるテクニックについて

 集団討論では、事前に集団討論のメンバーが事前にどの程度連絡を取り合うことが出来るかで使えるテクニックが変わります。テクニックの知識がメンバーの間で共有されていない場合、集団討論本番の中で説明する必要があります。そしてそのテクニックは上手く説明できない場合や説明に時間がかかる場合、逆に討論の進行を阻害します。実際に私もそのように失敗しました。そのため、事前にメンバー間で連絡が取れない場合重要かつ分りやすい(説明しやすい)テクニックしか使い物にならないでしょう。

試験当日に初めて集団討論のメンバーが集まる場合

最初に集団討論が始まる前に軽く会話をして、うちとけておきましょう。そのときリーダー適正の有る人物を知っておくとよいでしょう。「リーダーを決めないで討論するように」と支持が有る場合で、事前の打ち合わせがない場合でも自然と「リーダーらしき人物」が現れるものです。最初からリーダー適正の有る人物を知っておくと討論開始時の「リーダーらしき人物」がいないことによるぎこちなさを回避し、その後もスムーズな討論運営が期待できます。

次に議題の発表後、各メンバーが5分程度考え、それを各個人が個別に発表し終わり、集団討論が始まったら、メンバー全員で前提条件を確認しましょう。集団討論が始まる前にメンバー全員に確認をとっておけるといいのですが、集団討論が始まったらチームで協力して合格を狙うこと、集団討論は結論を出すことが目標であること、どういう状況を想定して討論して(企業行政で同僚と会議している状況を想定することがよいと思われます)を確認しておく必要があると思います。

それから、議題を分析します。議題が具体的でない場合、討論がいろんな方向に発散する可能性や、発散しなくても深く狭くバランスの悪い討論になる可能性があります。具体的な結論を出すことを前提として、YES or NO形式にするか、施策を提案する等の形式にするか、結論の形式を決め、その結論を出すにはどのような小議題について話し合う必要が有るか決めなければなりません。話し合う小議題ですが、これも具体的なものやメンバーの間で概念が共有されているもの、概念をきちんと説明できるものであることが必要です。活発な議論をするためには、メンバー全員が概念を共有しておく必要があります。実際の仕事現場で、分らないものの上に推測からなる議論を重ねて作った非現実的なプロジェクトを実行に移す恐ろしさや、実行に移さないまでも浪費される労働時間について考えれば、概念が共有されていない討論は非効率だと分ります。さて、話し合う必要のある小議題の数が決まると自然に討論の時間配分が決まってくるでしょう。時間配分は最後に10~20分程度まとめる時間を残し、その他の時間を話し合う小議題の数で均等に分けるというものが一般的でしょう。

その次に実際に小議題について話し合う段階です。討論が脱線しないようにしたり、脱線から復帰するには討論の目標や小議題の結論を出すことに必要な議論であるかを判断基準にすると良いでしょう。また、ごく一部のメンバーしか分らないような専門的な話になったら、あえて討論を止めることも一つの手段であると思います。先にも述べたように概念の共有されていない討論は非効率です。実際の仕事の場では、後日、プレゼンテーションや実物を見せてどういうものであるか概念を共有してから会議をしたり、専門的な知識のあるメンバーに任せて会議をしてもらうわけですからそれに習うのがいいでしょう。結論が出たときに「ただし検討項目として○○がある。これについては後日プレゼンテーションをしてもらったあと議論する。」と付け加えたり、試験官に許可が得られるなら、グループを割って専門的な話は専門的な話が理解できるメンバーに一任し、その他のメンバーは他の小議題を担当するという方法が考えられます。

活発な議論になるとどんどんアイディアが出てきて集団討論の少ない時間の中ではまとめられなくなることがあります。その場合、大きな方針や優先的にする施策を決めたら詳細事項は専門的な話と同じく検討項目にして次の小議題に移るという方法が有るでしょう。優先的にする施策の絞込みは、緊急かつ重大であるものや、これをしないと次の施策を実行に移せないものなどを採用するといいでしょう。

~ここまで書きましたが、議題の掘り下げ方やチームの討論の早さが分らないと上手い議論運営が出来ないと気付いたので大幅に書き換える可能性が高いです~

~ここからアイディアメモ

問題の分析して、やるべきことを見つけることに重点を置く。問題意識を共有してこれを解決するアイディア出し。

そして詳細は担当者に一任する。報告はしてもらり、関係者の承諾を得る。

常に必要な議論であるか考えなければならない

優先5個の施策とか決める。可能性の低いリスクについてはばっさりと切るなど。

アイディア出しで終わらない討論にするには、メリットデメリット検討をして絞り込む必要があります。

いくら手際が良くても、いちいち決定事項を決めて、それについては穿り返さないことの大切さ。

柔軟な形にしておく可能性。

その場その場で結論を積み上げていく。検討項目を減らしていく。

それぞれの施策優先順位をつけて、優先順位の高いものから順に検討をしていく。

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