あれって結局デフレになるだけで、結果的には景気を悪くするって聞いた。
商品の単価が下がると利益も下がるから結局それは従業員の給料に反映するんだよ、ってそういう話。
だから本当は、値下げなんてしない方がいい。
みんなそれは分かってるのに、同業他社のA社がやってしまうと、B社C社はやらないと大幅な業績ダウンになるから、やらざるを得ない。ABC社が組んで一斉に「やらない」とすればいいのかもだけど(それは何か法に触れる気もするが)お互いに相手を信用できなくて結局ずるずるとやりたくないことをやってしまうというお話。
これ、雇用者と労働者の関係も今、そうなってるんじゃないかな?って思った。
労働者は、終身雇用でなく、正社員ですらなく、数ヶ月で切られるかもしれないのに、やる気出せとか何の冗談?って思ってて、雇用者は雇用形態はともあれこの不景気に雇ってやって、人件費払ってるんだからやる気出して人一倍仕事しろ、と思ってる。両者がかみ合わないから失業率も増えているのかもしれない。
例えば、契約社員の募集でも「正社員登用あります」ってのがあるとする。雇用者は「最初はお試しさせてもらうけど、本当に正社員に登用しますよ」って思ってるかもしれない。けれど、労働者が「こんなこと言って人集めのためのエサだろ?騙されないぞ」って思ってると、いい関係は成立しない。お互いがお互いを信用すれば一番いい状態になるのに、それが成り立たない。
どうしたらいいんだろうね。
え? 簡単な話じゃね? この世の中、デフレに導こうとするやつらには「マーケティング」ってシステムが動いてんだから、そこを駆動させてやればいいだけの話。 例えば。牛丼屋で250...