2010-06-13

競争社会における自殺

競争とは本来互いに争い、富や権力を奪い合うものだ。

いつの頃からか日本では、和の精神よりも競争が素晴らしいもの

のようになってしまった。

人間社会において競争に負けるということは富にアクセスする手段を

失うことを意味する。富とはお金である。

お金によって衣食住を手に入れなければならないのが、人間動物の違いである。

お金がなくて衣食住を手に入れなれないということは生活に困窮して餓死するしかない。

その過程で様々な苦痛が伴う。いくら空腹でも他人のものを盗んでも食べてはいけない。

人間は、競争によって直接命を取られることはなくても生活できないことから苦痛

伴い次第に死んでいく。

生存権を拠り所に生活保護を申請すれば生存できるが、負けた人が

続々と申請することで国も次第に税金を食い潰し衰退していく。

多分、現在日本は衰退期に入っているのではないだろうか。

かといって、苦しみに耐えきれない人々が次々と自殺して死んで行くのを

人権、人道上憲法上、容認できない政府勝ち組でさえも自発多発社会の状態を

目の当たりにすることにより競争によって負けたらどうなるか?と不安になり

競争社会の恐ろしさを思い知る。

この恐怖心により連鎖的に経済活動に変調をきたさせることになって

人々を節約へと導く。モノが売れないからますます競争が激しくなる悪循環

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