「アニメ見たりゲームやったりする人って(障害者)手帳持ってる割合多そうだよね」
って言われて、何て返していいかわからんかった。
言ったのは、10年来付き合いのある同僚で非オタ。
俺がオタであることは知っているが、積極的にオタクネタを話すことがないから、たまに飲み言ったりカラオケ行ったりする分には特に問題なくつきあえてた。
奴がそんなことを言い出したが原因は、奴の職場に入ってきたオタク男性だった。
エヴァ(だけが)好き女子に迷惑を顧みないアタックを繰り返し、上司に叱られても同じことを続けていて、相手の女の子がまいってるらしい。
オタク男性は仕事でも使い物にならなくて、空気の読めなさは病的。何かしらの障害を持ってるんじゃないかって話の流れからだった。
その前に話してたのは、俺がパートのおばちゃんからセクハラを受けてて困ってたって話だった。
俺はパートのおばちゃん達に仕事をお願いする立場にいたから、接触時間長かったし、こっちも働いてもらおうと思うから極力親切にした。
そしたら、母さんのくらいの年齢のおばちゃんが俺に対して積極的になってきた。お昼一緒に食べましょうとか、今度どこかに一緒に行きたいなぁ(あくまで「行きたい」じゃなくて「行きたいなぁ」って、こっちが「いいね、行こうか」って言うのを待ってる。
ごめん、キモい。
何度か断ったんだ。困りますって。
そんでも仕事を発注する側なので、どうしても接触はある訳。
で、その度に「一緒に行きたいなぁ」が始まる。もう無視してた。
ある時、職場で「カシャ」って音がするから振り向いたら、おばちゃん、俺に携帯向けたよ。
そんで、うふふって笑われたよ。
もうたまらんと思ったので、そのおばちゃんだけ契約を更新しなかった。上司も了解済みだ。むしろ同情された。
その話をしたら、同僚は「そのおばちゃんの収入がなくなってかわいそうだ」って言い出した。なんで、俺がおばちゃんとプライベートまでつきあわにゃならんのよ、って言ったら「でも、かわいそうだ」と言い張る。俺はかわいそうじゃないかよ。
で、話は冒頭に戻るんだが。
俺もおばちゃんにはひどいめにあったと思うんだが、奴はおばちゃんをかばった訳だ。
で、奴の職場で女の子に迫りまくった奴に対しては「障害もってそう」とか否定的で、あげくに、アニオタゲーオタは「手帳持ってる確率高そう」なんだよ。
俺の趣味を理解してもらわなくてもいいけどさ、なんで、『オタク』に対してそういうこと言うんだよ。
奴の職場の奴はひでーよ、確かにひでーよ。
ていうか、「俺、オタク平気だから」とか度々言ってたけど、本当は平気じゃなかったんだな。
時々、巷で噂になったオタネタ(お台場ガンダム)とか振ってくれてて、なんか知らない場所の世界の話をしてるって態度がありありなんで、無理してオタネタ振らんでいいよ、むしろ、引かれてる一線がくっきり見えて微妙な気分になるよとか思ってた。
奴から「楽しかった。また飲もうぜ」ってメール来た。
まだ返事はしてない。
仕事ができなくて職場の雰囲気を壊す迫りまくった奴はイヤナヤツで障害者みたい。 仕事ができなくて職場の雰囲気を壊す迫りまくった奴はオタク。 つまりオタク=イヤナヤツで障害者...
仕事が出来たら許されるのな(笑)