http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/bc5334feeac78f36c238c20608c92325
起業についていろいろ語っているけど、この人の経歴で起業した経験がないのは気のせいかな...。知見や受け売りでものを言うのもいいのだけど、その程度のことをいうくらいだったら、自分で事務所契約して机を安く買ってきて営業の電話をする経験くらい積んでみてもいいんではないかな。「経験のない奴が偉そうな口を叩くな」とまではいわないのだけど、結局薄っぺらいことしか言えてない気がする。
自分のまわりも起業している人がいて、それをみていると、やっぱりいろんなことを気を遣っている。「会社に金を残さないといけないからね」と少ししまった顔で話している友人もいたし、とある関係では、会社の利益のために自分の給与を受け取らないなんて決断をした経営者も知っている(この人は、別個に財産があるからいいのだけど)。
この人も、MBAとやらが終わったら、投資でもコンサルでもいいから自分で会社を作ってみれば、特殊な経験やデータではわからないことも体感できるんではないかな。DeNAの南場もMBA持っているけど、「社長になったらこんなの役に立たない」とか、そんな趣旨のことを言っていた。研究者と実業家の間には、深い溝があることを知るべきだと思うよ。
同じ話題に、「イノベーション研究者のイノベーション知らず」というのもある。イノベーションとか口々に叫んでいる奴がイノベーションを起こした経験なんて、ほとんどないんじゃね?
近ごろのはてブの経済・ビジネス関係のエントリでは 社蓄批判や「日本は韓国に負けた」論、第二の就職氷河期事情など →日本的経営批判 →起業推奨論 という流れが出来ているなぁ。 ...
まあ、そうだね。 僕だって、最近のビジネス論に付いては、「御説ごもっとも」というくらいには同意するし、自分は経験ないけど、何だかんだで自分で会社持ってやっている人を知っ...
そりゃ、彼らは「鉄骨渡りの観客」だもの。カイジのアレですな。 自分たちが望む世界にするために、自分たちがリスクを負うのではなく他人にリスクを負わせるのが目的なんだよね。 ...