2010-03-03

許せない郵便局のお役所的体質

先日Ebayにて、イギリスからノートパソコン用のバッテリーを購入した。

しかし10日経っても届かないので、セラーに追跡番号を聞いて問い合わせをした所、

イギリスから日本郵便局に引き渡されたところまでは良かったのだが、

何故か宛先不明で返送扱いになり、明日にもイギリスへと戻されるところだった。

来週の出張にどうしても必要なものだったので、一歩遅れてたら、

新品のものを新たに買い直されければいけないところだった。


考えてみると、先月の中頃に今のマンション引っ越してきたのだが、

それ以降、Amazonからの宅急便等は普通に届いているものの、

郵便局経由の普通郵便物が届いた記憶がない。

住民票だって移しているし、転居届も引越し1週間前に出している。


不安に思い郵便局電話したら、何と引越してからこの半月以上、

自分宛の郵便は全て宛先不明で差出人に送り返していたと言うのだ。

頭に来て理由を聞いたら、昨年転居届を悪用した窃盗事件が起きたため、

電話による本人確認や、玄関の表札などで確認が出来ないと、

配達をしないようにルールが厳格化されたのだという。


パッと一つの事件が頭に浮かんだ。ほぼ間違いなくこの事件が原因なのだろう。


勝手に転居届、AKB48あて郵便物を自宅に転送 熱烈ファンを追送検

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091116/crm0911161638020-n1.htm


しかし今回の荷物は、最初から今の住所宛に送ってもらっている。

転送ではないのだから、上記のような事例とは何の関連性もない。

自分もそうだが、防犯のために賃貸マンションでは表札を出さない人も多いし、

これまで郵便局から電話など一度も無かった。もちろん留守番電話もない。


第一、表札なんて数千円で作れるし、電話では性別の確認くらいしかできない。

そんなものは上記のような事件の予防策には全くならないはずである。

本当に徹底的な対策をするのであれば、身分証明書で確認するとか、

住民票の写しを郵送させるなど、方法はいくらでもある。

いかにもお役所仕事的な、取ってつけたような対策と言わざるを得ない。

そしてそのお粗末な対策のせいで、転送でもなんでもない自分への手紙が届かない。

こんな不条理でバカらしい事があるだろうか。


電話口では冷静を装ってはいたものの、頭に血が昇りっぱなしでまだ頭が痛い。

近日引越しをする方は、最初の一ヵ月くらいは、簡単な表札を付けておいた方が良いかもしれません。

  • 3ヶ月前に引越したけど うちでは「**さん宛の郵便物が届いています。本当に住んでいるならこのハガキにハンコ押して送り返してね。」っていうハガキが最初に送られてきたよ それ...

    • 同じく。引っ越したら、最初の郵便物が来るときに、本当に貴方は住んでいますか?住所氏名に間違いはありませんか?確認の上このはがきをポストに投入してください。 という手続き...

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