失業者の増大や、晩婚化、未婚率の上昇といった、20~30代の若年層に関連する社会問題の大半って、ある企業が引き起こしている気がする。
その名は「リクルート」。
自分が輝ける働き方だとか、私らしい結婚式とか言った理想像を、「リクナビ」だとか「ゼクシィ」といったメディアで増幅させまくったあげく、
まず、就職について。
バブル期と比べても、20代の人口は減っているのに、ホワイトカラーの仕事への応募数は増えていて、
合同説明会なんかの就職イベントは毎年参加人数が過去最高を更新。
みんな、ブラック企業でばばを引きたくないばかりに、大手の優良企業のイスを必死で取り合う。
そのくせ、ニッチできらりと光るような隠れ優良企業は、日の目を浴びずに人員不足というミスマッチ。
不況のくせに、結婚式費用は右肩上がりで、結婚式場はドカドカ建設されている。
そういえば、80年代に結婚した両親に、結婚式の平均費用が300万だというとすごく驚かれたな。
年収が低下傾向にある現代、この費用を貯金するのは用意じゃなくて、
俺の周りでもお金が貯まらないから結婚に踏み切れないって言うカップルは結構多い。
で。
若者たちは、夢をつかめないまま老いてゆく。十分な蓄えができないうちに。
こうあるべきと言う理想像と現実の落差が、社会の閉塞感を生み出している。
同意。 カツマーの増加も因果関係がありそう。
ホワイトカラーの応募が増えたのは進学率上昇故だろうし(大学出てブルーカラーにはなりたくないだろ) 結婚式費用は祝儀で相殺するので300万かかった=300万すべて自己負担ではない...