「これぞ次世代機!」みたいな扱いで評判の良いゲームのプレイ画像をブログなんかで掲載するシーンをよく見かけるが、あんまり意味ないような気がするんだよなあ。
だって動きのない画像から分かるのって、人物や地形の、モデリングやテクスチャにかけた手間くらいでしょ。それはゲーム機の性能とはあんまり関係ないよね。べた塗りののっぺりしたテクスチャも、細部まで描き込んだ実写のようなテクスチャも、画面上に出力するために求められる性能に大した差はないんだからさ。
たとえばPS3の「アンチャーテッド」シリーズはゲームとしても評判高いし、グラフィックに関しても次世代機の中では現状最高クラスだとは思うけど、本当に評価されるべきはテクスチャの手間の掛け具合じゃないよね。あのゲーム、例えば各オブジェクトの衝突判定とか爆発などのエフェクトとか敵のAIとか、そういった諸々の処理をCell.B.E.の6つある各コアに独立して分担させてたりするんだけど、本当に凄いと思われるべき所はそういう所でしょ。あと、一旦スタートするとエンディングまで「NOW LOADING」が全く入らない所とか。テクスチャにしても、出来上がったモノではなくて、それを短期間に大量に作成出来るスタッフのノウハウこそが凄いわけで。
なんか自分でも何を言いたいのかよく分からなくなってきた。