なぜなら、今オタク((趣味にのめりこんで云々の方じゃなくて、ふつうの人たちが使う、容姿が気持ち悪くて挙動が不審で、という侮蔑語の方の意味))を忌み嫌って、見下して、気持ち悪がってる素晴らしい人たちが結婚して子どもを産み、その子たちが若者社会に入ってくるのがその頃だから。
概ね団塊ジュニアから下の世代くらいの人(つまり今現在若者の人たち)には、オタクが若者社会のヒエラルキーの最下層でサンドバッグにされてる惨めな人たち、という認識が共有されてきてるように思う。結婚したり子どもつくったりできるような人たちは当然見下してる側がほとんど((稀にオタクも結婚するかもしれないけど、たぶん圧倒的に少数派だろう))なわけだから、自分の子どもがそうならないように必死になるんじゃないだろうか。
だから、いま幼児くらいの子どもたちを先頭に、その子たちが高校生から大学生になるあたりから、オタクの新規参入はどんどん減っていくんじゃないかと思う。いま若者でオタクの人たちの親って、団塊から若くてもバブル世代くらいだと思うけど、オタクは自分たちの若い頃は(今のような社会的なポジションとしては)存在しなかったから、なんだかんだ言ってオタクに寛容だと思う。この先はそうじゃなくなるんじゃないの、と。
ヲタの生殖活動はセックスじゃないぞ。