2009-12-31

隣の困った糞餓鬼さま

どうやら初めてご近所トラブルらしきものに巻き込まれてしまった。


我が家は一軒屋、裏庭に小さな小屋を置いて犬を1匹飼っている。

裏庭は少し広めの駐車場に面していて、その向こうには5階建てのマンションがある。

そのマンションベランダは裏庭とは別の方向、南の方角に向けて設置してある。

しかし、端の部屋はベランダとはまた別に窓を持っており、その窓は駐車場の方に向かって設置してある。

つまり、そのマンションから我が家の裏庭が丸々見える。

変なものを置いていたりはせず、犬と犬小屋それから物置が置いてあるだけの裏庭なので、別に見られても恥ずかしくはない。

これまで特にトラブルになったことはなかった。


3,4ヶ月前になるだろうか。それまで2ヶ月間ほど空き部屋だった4階の部屋に、新たな一家が越して来た。

隣と言えども駐車場を挟んだマンションである。あー、新しい人たちが来たんだな、と私を含め家族はその事実を大して気に留めなかった。

ところがある日のこと。散歩にはもう行った、ご飯まではまだ早い、なのに犬がきゃんきゃん喚いている。

何事かと思って兄が裏庭に行くと、そこには多数のBB弾が落ちていた。

エアガンなんて家族の誰も持ってない。不審に思った兄がふとマンションを見上げると、マンションの窓から裏庭を見ている男子が2人。

その手にはエアガンのようなもの。隣のマンションに住む男子が犬を撃っていたというわけだ。

兄は怒りに怒り、マンションの4階からこちらを見ている男子に向かって怒鳴り散らした。

その後、しばらくは犬が撃たれるということはなかったが、男子が謝りに来るということもなかった。

兄は相当厳しく激しく怒鳴ったのだが、男子2人は全く懲りなかったらしい。

こちらが忘れた頃にまた同じ騒ぎを起こした。同じく兄がまた怒鳴り散らして、またしばらくは何も起きなかった。

だが、二度あることは三度あるというべきなのか。

冬休みの暇を持て余した男の子たちは、今日、また我が家の犬を撃った。

多少やんちゃなところはあるけれども、他人を噛んだりなどはしたことがない、我が家の犬が何故撃たれなければならんのだ。

今日、事に最初に気づいたのは父であった。

兄よりも数段勝る迫力で怒鳴るも、男子たちは撃つのをやめただけだった。

流石に3度目ということもあり、父は男子たちに降りてくることを要求。BB弾の片付けを命じた後、ペンを持たせ、住所と名前を紙に書かせた。

名前はともかく、住所に関しては隣に住んでいるのでそれほど意味がないことのようにも思うが)

男子2人は中学1年生、2年生の兄弟

家の中で対応を見守っていた私までも竦み上がる凄まじい怒鳴り方だったのに、その子たちは実にふてぶてしい態度で反省の色はなかったそうだ。

中学生にはまだ善悪の判断はつかないのだろうか。それとも他人の家の犬などただの標的としか思えないのだろうか。

そして、もう一つ気になるのが、同じような騒動がこうやって3回起こっているのに、兄弟の両親が姿も現さないことだ。

最初の騒動が起こって4ヶ月くらい経つが、謝罪の言葉の一つもない。

謝罪と賠償を請求する!という図々しい考えは持っていないが、どうもすっきりとしない。

昼間忙しい仕事で、その間、子どもが何をしているかは知らないのかもしれない。

または、子どものことなど我関せず、何をやろうが知ったことではないという考えなのかも知れない。

どちらも私の想像の域を出ない。もし後者であれば物凄く腹の立つことだと、勝手想像して勝手に憤っている。

相手の事情も知らず決め付けてああだのこうだの言うのは失礼なことなので、両親に対する非難はしないが、

しかし兄弟我が家の犬を3回撃った(もしかしたら家の誰もいない間に同じことをしていたのかもしれない)のは事実である。


さて、先に述べた通り、兄弟2人には反省の態度は見受けられなかった。

3度あるこどは4度ある、ということわざはないが、また同じことが起こるかもしれない。

その際、どう対応するかを現在家族で議論中である。

相手の本拠に直接文句を言いに行く、マンション大家さんに苦情を言う、あるいは中学校を通すなど、色んな意見が出たけれど、

とりあえずは今後一切何も起きないことをまずは祈るばかりである。

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