【加国ブログ】『銀魂』の真のテーマは今日の社会問題か
2003年から週刊少年ジャンプで連載中の漫画『銀魂』。アニメをはじめゲーム、ドラマCD、小説化されるなど、高い人気を誇っている。海外でも英語、ドイツ語、フランス語などに翻訳されている。
カナダのブロガー、nineflyは『銀魂』について、「友情、情熱、勇気などをテーマとしたこれまでの少年漫画と同様のテーマを持ちながら、ユーモアが素晴らしく、また誇張せずにさりげなく読者の心に残る大切なメッセージを含んだ漫画である」と説明している。
また「会話量がとても多い漫画であり、すべての文字を読むことには忍耐を要する。しかし大量のセリフを読むだけの価値は必ずある」と記す。
全体の評価として「異星人や仮想世界を比喩(ひゆ)として、テロリズムや政府および警察の腐敗など、今日の社会問題を問い直しているのではないか」と指摘。「そこまで考えてしまうと読むのが楽しくなくなってしまうかもしれないが、描かれているテーマについて、読んでいるうちに自然に考えさせられる作品だ」とつづっている。(編集担当:松井望・山口幸治)
カナダって世相を風刺する娯楽作品無いのかなあと思った。