何年か前から大量の情報が一つのパソコンに保存出来るようになりました。
一度失った情報は二度と戻ってきません。
復旧するにしても面倒なことが多いですよね。
そこで大切なのがバックアップです。
外部メディアやアップローダーなどにバックアップしておけばいつパソコンが壊れても安心ですね。
しかし…1箇所にバックアップしたい情報がまとめて置いてあれば楽なのですが現実にはパソコン内のあっちこっちに散らばっていることが多いものです。
一つ一つバックアップするのも面倒だし…という理由でついサボってしまう。
そんな人も多いのではないでしょうか。
そんな人のために今日はROBOCOPYによる簡単バックアップを紹介します。
ROBOCOPYとはコマンドプロンプト上で使えるファイルをコピーするコマンドです。
Windows限定ですのでご注意ください。
※XPの方は標準ではROBOCOPYは入ってないようなので↓のページからダウンロードしてC:\Windows\System32あたりにぶちこめばいいと思います。
バッチファイルとはいろいろな動作をまとめてできるファイル(拡張子bat)のことです。
バッチファイルについて解説しているページはたくさんあるので見てみてください。
とりあえず私のパソコンのマイドキュメントのファイルををC:\Documentsというフォルダにコピーしてみます。
以上です。
バッチファイルがきちんと動いているかどうか確認できたら消して大丈夫です。
他の部分は後で解説します。
ROBOCOPY "コピー元フォルダ" "コピー先フォルダ" [ファイル名]
以上です。
それぞれの間の空白はすべて半角スペースで。全角スペースだとうまく動かないことがあります。
エラーが出ることがあります。
ファイル名は指定しなくても構いません。
ファイル名を指定しなければフォルダ内のすべてのファイルをコピーします。
拡張子がtxtのファイルだけをコピーしたいときは*.txtです。半角スペースで区切ることでいくつでも並べることができます。
/MIRをつけるとツリーも含めて完全にミラーリングしてくれます。
/XOをつけると更新があったファイルだけコピーしてくれます。(いわゆる差分コピー)
よく意味が分からなかったらこの2つをつけておくのをお勧めします。
いままでの要領でいろいろなフォルダをバックアップするバッチファイルを作ってみましょう。
1箇所に大事なファイルを集めておけばバックアップもラクラクです。
ROBOCOPYの後ろの方についている/XOや/MIRなどをスイッチと言います。
たくさんスイッチがありますがその中から一つスイッチを紹介します。
「/XD "除外したいフォルダのパス"」を付けることであるフォルダを除外できます。
他にもたくさんスイッチがあるので気になったら調べてみてください。
http://dailymemos.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/robocopy-b019.html