2009-12-11

ROBOCOPY今日から始めるバックアップ

何年か前から大量の情報が一つのパソコンに保存出来るようになりました。

そこで怖いのがハードディスククラッシュです。

一度失った情報は二度と戻ってきません。

復旧するにしても面倒なことが多いですよね。

そこで大切なのがバックアップです。

外部メディアアップローダーなどにバックアップしておけばいつパソコンが壊れても安心ですね。

しかし…1箇所にバックアップしたい情報がまとめて置いてあれば楽なのですが現実にはパソコン内のあっちこっちに散らばっていることが多いものです。

一つ一つバックアップするのも面倒だし…という理由でついサボってしまう。

そんな人も多いのではないでしょうか。

そんな人のために今日ROBOCOPYによる簡単バックアップを紹介します。

ROBOCOPYとはコマンドプロンプト上で使えるファイルコピーするコマンドです。

実際にはバッチファイルを使います。

Windows限定ですのでご注意ください。

XPの方は標準ではROBOCOPYは入ってないようなので↓のページからダウンロードしてC:\Windows\System32あたりにぶちこめばいいと思います。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=9d467a69-57ff-4ae7-96ee-b18c4790cffd&displaylang=en

バッチファイルとはいろいろな動作をまとめてできるファイル拡張子bat)のことです。

バッチファイルについて解説しているページはたくさんあるので見てみてください。

とりあえずバッチファイルROBOCOPYを使ってみる

とりあえず私のパソコンのマイドキュメントファイルををC:\Documentsというフォルダコピーしてみます。

  1. メモ帳を起動。
  2. ROBOCOPY "C:\Users\YamadaTaro\Documents" "C:\Documents" /MIR /XO と書く。
  3. 改行して pause と書く。
  4. DocumentsBackup.batという名前で保存
  5. 保存したバッチファイルクリック

以上です。

pauseを付けるとバッチファイルを途中で止められます。

バッチファイルがきちんと動いているかどうか確認できたら消して大丈夫です。

他の部分は後で解説します。

ROBOCOPYの使い方

ROBOCOPY "コピーフォルダ" "コピーフォルダ" [ファイル名]

以上です。

それぞれの間の空白はすべて半角スペースで。全角スペースだとうまく動かないことがあります。

それとフォルダ指定の際にはパスの最後に\をつけないこと。

エラーが出ることがあります。

ファイル名は指定しなくても構いません。

ファイル名を指定しなければフォルダ内のすべてのファイルコピーします。

拡張子がtxtのファイルだけをコピーしたいときは*.txtです。半角スペースで区切ることでいくつでも並べることができます。

詳しくはワイルドカード検索

/MIRをつけるとツリーも含めて完全にミラーリングしてくれます。

/XOをつけると更新があったファイルだけコピーしてくれます。(いわゆる差分コピー

よく意味が分からなかったらこの2つをつけておくのをお勧めします。

ROBOCOPYで簡単バックアップ

いままでの要領でいろいろなフォルダバックアップするバッチファイルを作ってみましょう。

1箇所に大事なファイルを集めておけばバックアップもラクラクです。

スイッチ

ROBOCOPYの後ろの方についている/XOや/MIRなどをスイッチと言います。

たくさんスイッチがありますがその中から一つスイッチを紹介します。

「/XD "除外したいフォルダパス"」を付けることであるフォルダを除外できます。

他にもたくさんスイッチがあるので気になったら調べてみてください。

参考ページ

http://dailymemos.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/robocopy-b019.html

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