ええっとね、バブル景気頃から変わってきたんだけど、それ以前は「こだわる」ってネガティブな意味で使われていたのね。「そんなつまんないことにこだわるんじゃないよ」という感じに。
バブル景気にグルメブームが始まって、「素材にこだわる」というフレーズが多用され、妥協しない、自分がよいと思ったものをとことん主張する姿勢がポジティブに感じられるようになって世の中変わったんだけど、
宮崎駿ってその昔の価値観で考えれば、心方面の障害者として扱われているはずなのね。
ダメだと思ったらとことんダメなんだもの。そしてそれを縦横に言える環境を作ることに成功して。
売れているから周囲が認めて、ワガママや一方的な物言いに従っているけど、アニメやマンガを作っている人達、宮崎さんを除く全員が心の中で
「あんな破綻したストーリーが、なぜあそこまで受け入れられるんだ?でもそれでも面白いんだよな」
と不思議な気持ちになっております。
(竹熊健太郎さんがそれらを書いています。破綻していると指摘されたところを説明できればおk)
増田の不運は、自分の好きなものを見つけられていないことだね。
好きなものを見つけると、その世界の中で認められる関係が築けるものなんだけど、何かなかった?
横だけれど、頑固な職人とかの「頑固」がいい意味に転用されたのもそのころなのかな