2009-11-06

カーボンオフセットの欺瞞

なんか国内レンタルサーバのCO2削減パッケージなるものを調べてみたところ、そのあまりに酷さに唖然とした。

  • もともとレンサバなのだから、顧客のCO2排出量にはカウントされない
    • IT関係は現在電力消費で換算しており、したがって顧客負担は元々ない
  • なのに、CO2削減効果を謳って、その費用顧客実質的に回している
    • 排出権を購入するが、それはレンサバ事業者のもので、効果だけ確認できるとか。意味あるの?
    • 顧客は排出権を貰うのではなく、別の誰かのものになった排出権の結果を確認できるだけ。

つまり、顧客投げ銭(投げCO2?)で他の人に排出権を寄付しているに過ぎない。それで顧客が画面だけ見て「ああ環境の役に立ったんだ」と思うのは自由だけど、これひどくないか?

ひどさにもレベルがあって

  • 単なる寄付タイプ
    • レンサバ業者も「寄付」代行しているだけで、実際に排出権を購入するNPOみたいな所(本当にそうかは不明)にお金が入るだけのもの
  • 排出権掠め取りタイプ
    • レンサバ業者の排出権に最終的になり、本来レンサバ業者が支払うべきコストを負担しているもの

前者も考えてみると「???」だが、後者はエエーッと思った。

これならグリーンITマークとかの機器を売っているものの方がよほど良心的だ。顧客は実際に省電力という効果を通して自分コスト負担も抑えられるのだから。

このカーボンオフセット会社を作ってそことごにょごにょして、権利だけ上の方式で「移転せずに売る」とかいうオフセット詐欺が出てくるんじゃないのか?すでに魑魅魍魎が巣食う、わけがわからない世界になってきているような気がする。

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