2009-09-28

common sense


個には、それぞれの生活があって、それぞれの社会がある。そういった個が集まり、社会が集まり、世界となる。換言すれば、そのような世界があるからこそ、生活の基盤が形成され、属する社会必然的に決まるのかもしれない。

個と個が互いに相手の社会を侵し合い、生活が作られるのだと思う。または、侵し合う事自体が、生活の一部になっている。なり得る。

生活は性格で決まる。侵される程度を極端なまでに最小限にしようと試みる者も居れば、出来る限り大多数の個と侵し合うことで何かを得ようとする者も居る。丁度良さは、性格で決まる。生活が決まる。

前者の言い分はこうだ。ただでさえ侵し合いの世の中。必要な場面以外では、単純に、個で在りたいという願い。または、侵す事自体の罪悪感。現実逃避

後者の言い分はこうだ。ただでさえ個は個である。単純に、何かを得たい。補いたい。または、寂しさの紛わし。孤独である事の違和感自己中心。

理解し合えない。だが、今日も、明日も、あさっても、生活は行なわれる。社会は機能する。世界は回る。折り合いをつけて。当たり前のように。当たり前の事だから。

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