この手の、「アメリカの支配から脱却しなければ」なんて主張をすること自体、アメリカ中心でしかものを考えられていないってこと。
飯田泰之氏が「脱貧困の経済学」で書いていたけど、資本主義のチャンピオンはアメリカなんで、アメリカがダメになってくれると嬉しいって人が多いらしいんだよね。
政治的には、アメリカに国際政治のプレゼンスを握られるのが悔しい→超大国アメリカダメになれ。
経済的には、資本主義が社会主義を打倒したなんて悔しい→資本主義のチャンピオンのアメリカダメになれ。
米国支配から脱却すべきだと主張している人って、物事には短期のものと中長期のものの2種があるって理解していないんだよね。
長期的には、アメリカ中心の輸出経済から脱却すべきなのかもしれない。
でも、円高で国内産業が壊滅するには短期で十分なんだ。
円高になるたびに「大変だ」と騒ぎ立てる人達の言動に違和感を持っていた。何故、円高のメリットも並べて報道しないのか、 とも思っていた。このブログを見てすっきりした。...
この手の、「アメリカの支配から脱却しなければ」なんて主張をすること自体、アメリカ中心でしかものを考えられていないってこと。 飯田泰之氏が「脱貧困の経済学」で書いていたけ...
田中宇か。 「田中宇 逆神」でぐぐってごらん