いろんなことができてない、子供っぽいって。
でもやってこなかったんだよ、その機会も時間もお金もなかったんだ。
遊んでない。遊ぶことで学んでいない。
まだおっかなびっくりでためらってる。
そういうところを子供っぽいって言われた。
それで喧嘩した。
お互いの見解で一致しているのは私は過去成長を抑制され頭から押さえつけられていた、という事実があるということだ。私はだからできないという。彼はできないということが信じられない。その事実があったことはわかっていても想像ができないから。
あの人もいろいろと辛酸はなめてきているはずなのにそこら辺は妙に能天気だ。時々あきれる。
今回は怒った。怒髪天の如く怒った。そして泣きわめいた。みっともなく。
メッセだったから彼はしばらく私が怒っていることに気付かなかった。最後は困って、でもおもねることなく建設的な方向へ進もうと対話することはやめなかった。
どこまであきらめないでいてくれるのだろうか。
いつか、すべての人に嫌われると思っている私をどこまで受け入れてくれるのだろうか。
私が求めているものは何なのだろう。時々わからなくなる。
嫌われたいのか、受け入れてほしいのか、ただ放っておいてほしいだけなのか。
表面の気持ちよくて楽なところだけ享受したいだけなのか、辛い思いをしても深く分かりあいたいのか。
二歳か三歳の時から成長が止まっていて20から動き始めた。まだ私の社会的年齢は小学校に上がった程度なのだ、本来ならば。この二、三年で急速に変化して自分自身ですらおいつけていない。それでもまだ足りないといわれる。年齢だけ見れば足りないだろう、でもこれ以上は無理だ。乖離してしまう。扱いきれなくなる。防御力が弱くなる。だからあなたがずかずかと土足で入ってきてしまう。バリアが弱くなっているから。
入ってくるなら、中では私の流儀でやってちょうだいと言いたい。靴を脱いであいさつしなさい、乱暴に扱うのはやめなさい。ここはもうソトではない、ウチなのだと。あなたはそこに踏み込もうとしている。私はそれを許してしまっている。辛い。苦しい。泣いてばかりだ。でも。変わるのだろうか。変われるのだろうか。ただまた嫌われていくだけなのだろうか。めんどくさがられて不快だと思われて。悲しい。辛い。