この国では、知識人には一般人よりも全体主義的傾向がみられるというハイエク教授はおそらく正しい。しかし、彼は、大多数の人々にとって、「自由」競争への回帰とは国家と比べて無責任なものであり、それは専制より悪しきものであるということから目を背けている。または、そのことを決して認めようとはしない。
[ハイエク、『隷従への道』に対するオーウェルの書評(1944年)より]
出典:バーナード・クリック(Bernard Crick)、『社会主義(Socialism)』、(ミネソタMinnesota、1987年)。78ページ。
Permalink | 記事への反応(1) | 03:43
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よく「役人を制御できないのは政治家の責任、その政治家を選んだのは国民の責任」と 責任の連鎖を指摘することで議論の停滞とか無力感とかを感じるんだけど、 「原罪意識」を人に植...
「強面で、暴力を使ってでも人を動かすヤクザみたいな人間を選べ」ということだろう。 おぼっちゃんを選んでもなにもできませんよってことだろうな。