昨日の夜11時ごろ、中学生ぐらいの小さな男の子2人がよその家のベランダから、うちの家に不法侵入をしようとして、うちを覗っているところを発見した。
怖くなって、すかさず俺は身を隠した。
隣の家の屋根の上に身を移し、そしてひそひそ話をしながら、うちの様子を見ていることは明らかだった。
やはり、ターゲットはうちの家みたいだ。
隣の家の屋根からうちのベランダに飛び移るところで、俺はやばいと思い、窓を開けた。
「なんや、自分ら!どこのもんや!どこの餓鬼や!降りてこい!あぶるぞおお!こらあ。」
と叫んだ。鬼の形相で、俺に想像できる最高のヤクザ風味をかもし出した。
「ばれちゃった・・・。」との表情で俺の家のベランダに下りてきた少年2人。
話を聞くと、そこで少年たちの詳細が明らかになった。
共に浦安に住んでいるらしい。貧しい家庭のようだった。
金を稼ぐために入った窃盗団で彼らは出会ったらしい。
ふたりを立たせてみたが、身長は俺の半分ぐらいだった。
俺は警察に連絡しようとしたが、少年は「警察だけはやめてくれ」
ということだった。
だから、俺も警察には通報しなかった。
しょうがないから、ケータイの連絡先も聞いたが、それも拒否された。
なにかコンタクトをとれるものは、と思い、聞いてみたら、
しかし、なぜかtwitterのアカウントだけは持ってるようで、
twitterによってリアルタイムに窃盗団の上層部とコンタクトを取ってるようだ。
こいつらの存在を不安に思った俺は、とりあえず彼らのtwitterアカウントだけを
今日の朝。
俺は一晩中インターネットをしていた。
はてなを触っているときに、夜が明けてきた。
そこで明らかになる、多数の人影。
やばい!!!
あの少年たちが、今度は仲間を3人連れてうちの家に侵入しに来るつもりだ。
どうにかしなきゃな。と、俺。相手は5人。どうする。
彼らはもう、隣の家の屋根の上にいる。俺の家がターゲットであることはまたも明確。
俺が焦っていると、
ガムテープと小型ハンマーを手に持った彼らが、俺の家のベランダに下りてきた。
俺はすかさず、彼らの目には触れぬように、
家の玄関にあった自転車の空気入れを握り締め、こそこそと窓の下に行った。
どついてやりたい。妙な感情が沸き立つ。
しかし、「どうせなら、罪確定してからだな」と妙に落ち着く俺。
窓から隠れている俺の姿が見えないため、
音をたてても良いと考えたのか、
ガムテープを窓に張らずに、普通に小型ハンマーで窓を叩き割ろうとしていた。
「器物破損だな。しめしめ。」俺がそんな風に考えていたその時、
ぱりん、という小さな音。
彼らは小型ハンマーで試しに小さく、窓を割って、その音の大きさを確かめたようだ。
窓を割られたことで、
俺は有罪が確定したwwwと確信し、
彼らの目がくらみ、困惑している隙に、
すぐさま彼らは逃げていった。
その後、、、
「ああ、今度はバックのやつらを連れて復讐しに来るんだろうか」
「もう杉並のこの辺には住めないな」