「まあ、要するに石油が作れるわけです」
「なんだって!」とその場にいた面接官は私も含めて同時に叫びました。
「いえ、石油を作るには私の研究だけでは不十分です。石油を作るには、さきほどもご説明したとおり、ホゲホゲ反応をピロピロパラパラな物質に応用して、トントコチャンチャカな物質を生成したり、それをペコポコパコピコな物質(中略)するような工程が必要です」
それ、たぶん元増田以外の審査員は、「そんなに大風呂敷を広げて大丈夫かよ!そりゃ極論するとそうだけど、お前の研究は直接的にはそういうのじゃないでしょ!」っていう意味の驚きだと思うよ。諸事情を知ってる上での反応。
むしろ知りたいのは、これ、どのグラントの審査員だろう。「受験者」と呼ばれるぐらいだから、学振DC1/2/PDかな?(面接ってこの時期だったような)
応募者側からいわせてもらえば、「ウチのグラントの審査員は、こういう背景の人を呼んでます」って情報があれば、それに応じて申請書や面接の用意もするんだけどなぁ。西澤潤一先生も著書の中で、「アメリカで『お前は修士か博士か』と相手に聞き、それに応じた話し方・対応をする。相手に応じた適切なレベルで話をすることは効率がいい。」というコメントをしていらっしゃった。素性の分からない審査員に「オレのレベル・好みに合った話をせい」と言われるのは、正直意味が分からない。相手に応じた話をしようにも、ってかお前誰だよって話なわけですよ。実は偉い先生を前に平易な話をしても失礼だし、実はなんにも知らない人を前に直球で話をしても、今回のような事例になるんだし。
私も、人文系ならまだ畑違いでもだいたいの方向は分かるのですが、理系の、しかも化学とかバイオになると、もう全然分かりません。
じゃぁ断れよ、断ってくれ!頼むから。あなただって、逆の立場だったらどう思うよ?
自分は研究者ではなく実践者だと周りにはいつも言っているんですが、それでも論文審査なんかに担ぎ出されてしまうことがよくあります。ちょっと断れない相手からだったのでここの...
「まあ、要するに石油が作れるわけです」 「なんだって!」とその場にいた面接官は私も含めて同時に叫びました。 「要するに君の研究が成功したら石油を人工的に作れるのか?...
http://anond.hatelabo.jp/20090813064739 それが分かってないクズみたいな研究屋は、一部の上位クラス大学のクズと下位すぎるクラスの大学のクズだろう。 今時の無駄に苦労してる研究屋はある...
仮想の社会に怒りをぶつける奇妙な人が多いですね 夏だからですか? いやしょっちゅう、しかも、日中から見かけますが。
http://anond.hatelabo.jp/20090813074412 想像力のない奴だなあ
想像力でなくて事実かどうかを聞いていたりするんですが。 ありそうだ、なんてことはどうでもいいんです。
http://anond.hatelabo.jp/20090813081143 だから、想像力のない奴だなあ
想像力?妄想じゃなくて?
こういう明らかな歪み(何もわかってない人間が審査する云々)はいずれ突然大爆発を起こして社会に破壊的な打撃を与えたあと是正されざるを得なくなると思う。
事業をする立場から見ると、最近の研究者・研究所ってのには以下の2パターンがあって、 よくわからない研究・技術を、訳のわからない価値観・言葉で主張する人(これはまあ従来...
でも面接官側にも馬鹿がいて、自分の仕事放棄してマネタイズする方法まで研究者に要求してくる奴もいるんじゃない? 研究者側から見れば、相手が馬鹿なのかそうじゃないのかは分か...
ま、そりゃ分かりますよ。基礎研究とかだったら、具体的にどう役立つのかなんて説明しにくいってことぐらいは。でも、しょうがないんですよ。面接官がいつも必ず自分の研究テーマ...
これさ、要は元増田に『面接官の職務を正しく遂行する』インセンティブが全く与えられてないことが原因なんじゃね? プロの面接官だったら『組織/社会の利益になる研究に投資する』...
私は普通の人で、私の言う「普通の人」はホゲホゲが分からないんだ、っていうのを相手に伝えるのがコミニュケーション力()笑なんじゃないの? コミュニケーション力ないなー