2009-08-12

被る経験の少なさ

男性はさあ。女性に比べて、

「被る」っていう経験をする機会が少ないんだろうなあと思う。

痴漢とか、

ブックオフ少女漫画立ち読みしてると、後ろから変な親父がぴたっとくっついてきて

私の尻に勃起したチンコをあてるわけよ。

短パンから出して、生の、湿ったチンコを。

私はそのとき「被った」んですよ、そういう経験おそらく女子ならしょっちゅうですよ。程度や回数は多かれ少なかれ

その経験したときから半年くらい経つけど、

ブックオフに行くたびに、後ろを振り返るようになった。

だから男性全員は痴漢に間違われないように注意しろ、ということではない。

俺が初対面で、ブックオフにいたような野郎と似た系統の人を見たときに、その人がどんなに本質的にいい人だろうが、「こいつぁ私よりも強い力を持っている」と感じてしまうことがあって、それは問題であると同時に、仕方のないことのようにも思う。

男女が逆になったパターンもあって、

スイーツ(笑)系の女子を見たら、頭の中もえびちゃんなんだって、俺が第一印象で思ってしまうのは、

いたしかたないことなんだと思う。

そしてそういうディシプリンをすでに持った状態で、私たちは、関係というものを始めるのだ、ということを、認識しておくことが大事なんじゃないかと思う。

だから、吠えるフェミニストを頭ごなしに否定するのではなく、

なぜ彼女たちが吠えているのかを、彼女たちが私が経験したことのない恐怖(ブックオフでのできごとは、恐怖としか言えないような事態だった、うまく言語化できないが、自分の無力さ、何をすることもできない絶望感を味わった)を、感じたことがあるのだと、それだけは受容しようと思うんだけど

どうなんでしょうか。

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