「被る」っていう経験をする機会が少ないんだろうなあと思う。
痴漢とか、
ブックオフで少女漫画立ち読みしてると、後ろから変な親父がぴたっとくっついてきて
私の尻に勃起したチンコをあてるわけよ。
短パンから出して、生の、湿ったチンコを。
私はそのとき「被った」んですよ、そういう経験おそらく女子ならしょっちゅうですよ。程度や回数は多かれ少なかれ
その経験したときから半年くらい経つけど、
ブックオフに行くたびに、後ろを振り返るようになった。
だから男性全員は痴漢に間違われないように注意しろ、ということではない。
俺が初対面で、ブックオフにいたような野郎と似た系統の人を見たときに、その人がどんなに本質的にいい人だろうが、「こいつぁ私よりも強い力を持っている」と感じてしまうことがあって、それは問題であると同時に、仕方のないことのようにも思う。
男女が逆になったパターンもあって、
スイーツ(笑)系の女子を見たら、頭の中もえびちゃんなんだって、俺が第一印象で思ってしまうのは、
いたしかたないことなんだと思う。
そしてそういうディシプリンをすでに持った状態で、私たちは、関係というものを始めるのだ、ということを、認識しておくことが大事なんじゃないかと思う。
だから、吠えるフェミニストを頭ごなしに否定するのではなく、
なぜ彼女たちが吠えているのかを、彼女たちが私が経験したことのない恐怖(ブックオフでのできごとは、恐怖としか言えないような事態だった、うまく言語化できないが、自分の無力さ、何をすることもできない絶望感を味わった)を、感じたことがあるのだと、それだけは受容しようと思うんだけど
どうなんでしょうか。