昨日の夜、「がんばって」日本のあるイベントの中継をみようと、寝ないでいた。
・・・結果、寝てしまった。なぜなら、とても退屈だったから。
カメラアングルは悪いわ、音声は悪いわ、事前に提案していたことに返事はないわ、
チャットに対応している人はいないわ、と、あげればキリがない。
それでも、イベントの志はそれなりに評価できるものだと思って、2回ともネットで
参加を試みた。
第一回目の慶応大学の時、その中継サイトには、20人以上の人が見にきていた。
このサイト自体が、英語サイトなので、英語圏の人達もいる様子だった。しかし、その
英語の人達には、日本語で流れ続けるプレゼンテーションは全くわけがわからない。
せめて、公式サイトに、英語のプログラムくらいあってもよいのに。いや、日本語でも
なかったんじゃないかな、プログラム。プレゼンテーターの紹介がサイトのわかりやす
いところにあれば、あとで調べることもできるだろうし、そこから同じような活動をして
いる人達が繋がっていくきっかけが出来る。
社会起業というコンセプトに「あ、これ、面白い。かっこいい」と思った若者が反応
して、それを支援するイベントを作ろうと思ったまではよいと思う。
でも、内容的に見た時、別の方も書いていたが、社会起業とボランティアの違いが
わかってないように思った。
すでにアメリカにも、ほかの国にも、社会起業として認識され、ビジネスとしても
成り立っている会社がたくさんある。まず、それについてもっと主催者は調べてみる
べきだと思う。
あと、ほかの県でも、開催されるようだが、こういうフィードバックをちゃんと生かして
最後の会くらいで、世界の社会起業を志す人や団体と結んでいくくらいのビジョン
を持って欲しい。
このご時世、ネットで繋がっていくことは、とても簡単だし、同じ志を持っていること
で、言葉の壁を越えていくことだって出来るはずだ。
がんばってることを認め合う場としての今の形から、ホントの意味での社会起業
について学び、今年が2年目だというこのイベント、もっともっとレベルの高いもの
にして欲しいと思う。
若い人達がやってることなので、いろいろと内部での揉め事もあるようだが
(これもネット上で表に出てたりする)それも含めて、成長の過程として、
お互いを認めながら、進歩していってほしいなぁ。