2009-08-08

「がんばってることを認め合う場」と「社会起業」の意味の違い

昨日の夜、「がんばって」日本のあるイベントの中継をみようと、寝ないでいた。

・・・結果、寝てしまった。なぜなら、とても退屈だったから。

 カメラアングルは悪いわ、音声は悪いわ、事前に提案していたことに返事はないわ、

 チャットに対応している人はいないわ、と、あげればキリがない。

 それでも、イベントの志はそれなりに評価できるものだと思って、2回ともネット

 参加を試みた。

 第一回目の慶応大学の時、その中継サイトには、20人以上の人が見にきていた。

 このサイト自体が、英語サイトなので、英語圏人達もいる様子だった。しかし、その

 英語人達には、日本語で流れ続けるプレゼンテーションは全くわけがわからない。

 せめて、公式サイトに、英語プログラムくらいあってもよいのに。いや、日本語でも

 なかったんじゃないかな、プログラムプレゼンテーターの紹介がサイトのわかりやす

 いところにあれば、あとで調べることもできるだろうし、そこから同じような活動をして

 いる人達が繋がっていくきっかけが出来る。

 社会起業というコンセプトに「あ、これ、面白い。かっこいい」と思った若者が反応

 して、それを支援するイベントを作ろうと思ったまではよいと思う。

 でも、内容的に見た時、別の方も書いていたが、社会起業ボランティアの違いが

 わかってないように思った。

 すでにアメリカにも、ほかの国にも、社会起業として認識され、ビジネスとしても

 成り立っている会社がたくさんある。まず、それについてもっと主催者は調べてみる

 べきだと思う。

 あと、ほかの県でも、開催されるようだが、こういうフィードバックをちゃんと生かして

 最後の会くらいで、世界社会起業を志す人や団体と結んでいくくらいのビジョン

 を持って欲しい。

 このご時世、ネットで繋がっていくことは、とても簡単だし、同じ志を持っていること

 で、言葉の壁を越えていくことだって出来るはずだ。

 がんばってることを認め合う場としての今の形から、ホントの意味での社会起業

 について学び、今年が2年目だというこのイベント、もっともっとレベルの高いもの

 にして欲しいと思う。

 若い人達がやってることなので、いろいろと内部での揉め事もあるようだが

 (これもネット上で表に出てたりする)それも含めて、成長の過程として、

 お互いを認めながら、進歩していってほしいなぁ。

  

   

 

  

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