初めて観た。
泣いた。子供みたいに泣いた。
一話目のラスト近く、駅で彼女が待ってるシーン見た瞬間からもうダメだった。
そのシーンで描写されてる駅が自分の高校時代の最寄駅にそっくりで、
以下自分語り。
高校のとき付き合ってた子のこと。
当時付き合ってた子とは一緒にプロを目指してて、
でもそんなに自分は上手くなくて、
仕事として音楽を見るようになって情熱が消えてしまったやらなんやらで
結局俺は音楽で食ってくのを諦めて一浪して普通の大学にいった。
その子は音大にいった。
その子に対して負い目があった。だから連絡も取れなかった。
何とか対等になりたい、その子に会ったときに胸を張れるようになりたいと思ってた。
で、なんだかんだあって誰でも知ってるいわゆる大手企業に入って、
収入も悪くない額を安定して得られるようになった。
内定したときは「これで会える」って思った。
でも会えなかった。
今も弾いてる。誰も連絡がとれない。
高校のときの友人が、その子が俺のこと心配してたっていう情報を今さらくれる。
おせぇ。何年前の話だそりゃ。
会いたい。
別に付き合いたいとかじゃなくて、一緒にご飯食べて、お酒飲んで、あの頃言葉にできなかった気持ちを懐かしく振り返って、
会わなくなってからのことを伝え合って、「お互い色々あったんだね」としみじみしたい。
区切りをつけて前を向きたい。
あるある、自分も秒速5センチをはじめて見た時は 今までの自分を振り返って区切りをつけて再スタートしたい気分になった。 あれは本当に名作だと思うよ。
One more time,One more chanceのPVとして100点満点の出来だったと思う。 新海誠監督は音楽に合わせた作品を作るのが本当に上手い。
11年前か〜会えたかな
青春時代の傷を深く抉ってくるよな。 One more time, One more chanceを聴くだけで涙腺が緩むようになった。 カラオケで歌おうとするとぼろぼろ泣いて歌えない。
豚足5センチメートル
再スタートしたいとか振り返れるような思い出持ってる人には前向きな終わり方に取れて、それらを持ってない人には鬱映像として取れるのかも
売れたもん勝ちってこういうことを言うんだな。