春アニメでネット上で一番盛り上がってたのは間違いなくけいおんだった。
始まったとたんみんなすごい勢いでけいおんけいおん騒ぎ出して、やれ「うんたん」やら「萌え萌えキュン」やら叫びだして、作中で使われていたギターはバカ売れ。アニオタ人気すげーなとか思ってたら「アニメとかに興味なさそうだった彼氏がいきなり私より熱心に見だして…」なんてのも結構あったから一般人受けもかなり良かったらしい。
でも俺にはなんでこんなブームになったのかさっぱりわからない。そりゃ京アニだから、なに作ってもイイかんじにヌルヌル動かしてそこそこの人気は出るだろうなとは思ってた。でも俺はこれはなんか苦手なんだ。
日常系は結構好きなほうだ。「ひだまり」とか「みなみけ」とか「ARIA」とか「ふもっふ」とか。でもけいおんはそういうのとはなんか違うんだよ。軽音部の日常やらライブやらをすごく引いた第三視点から見せつけられてる感じ。極め付けに違和感MAXだったのが最終話のライブ。観客に完全に背を向けて、ギターじゃかじゃかやって、なんなの?何がしたいの?こっち向けよ!ってかんじ
で、けいおんって結局誰が得してたの?
損得で言うのなら、それは作った人たちが一通り恩恵にあずかったということなんじゃないかな。 どうしてブームになったのかと言えば、ブームにしよう盛り上げようって人たちが...