2009-06-15

イスラム社会はウィグル活動家パラオ移送を歓迎したのか?

アルジャジーラが詳細を報道、カディール女史は歓迎談話

既報。グアンタナモ基地からウィグル人の「アルカィーダ」被疑者17名がパラオへ移送される。

中国が占領中の旧「東トルキスタン」(いま、中国の「新彊ウィグル自治区」からアフガニスタンキューバグアンタナモ基地)-パラオ、長い長い旅路。

米国は、この措置にあたりパラオへ二億ドルの援助を約束した。

ワシントンにいるウィグル人団体の象徴で、“ウィグルの母”と呼ばれるラビア・カディール女史は歓迎談話を発表した。

中国に送還されない決定を聞いて、欣快です」。

米国国務省がもっとも案じたことは、中国へ送還すれば「分離主義者として処刑されるだろうから」(アルジャジーラ6月12日

だがウィグル人団体でも反対の声をあげたリーダーのひとりはアマル・ナット(亡命団体の指導者らしい)。「パラオって珊瑚礁クラゲの国? ひとりのウィグル人の社会もなく、ウィグル語は通じない。隔離された場所でいかに暮らすのか?」

アルジャジーラは、06年にアルバニアへ移送された五人のウィグル活動家の「その後」も伝えている。かれらは大学へ通うこともでき、現地でガールフレンドができたのもいる」と。

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