2009-05-26

今から5年ほど前、自分がまだ学生だった頃。

自宅の風呂場で立ちくらみを起こして、壁に頭をぶつけた。

当時は、大学に入って間もなく、自分にしては柄にもなく意気込んでいて

丸1日集中して講義を受け、テストで高得点取ろうと帰宅してからも躍起になって勉強していた。

今から思うと結構ストレスを溜め込んでいたんだと思う。

その疲れが出たのか、自宅の風呂場で立ちくらみを起こして、壁に頭をぶつけた。

痛かったのも痛かったが、頭をぶつけた直後から凄く吐き気がした。

頭をぶつけて吐き気を催したのは、初めてのことだった。

自分は、軽い脳震盪だと思い、その日は病院にも行かず普通に就寝した。

そして、次の日、朝起きるとまっすぐ歩けなくなっていた。

客観的にはまっすぐ歩けているんだろうが、自分では足元がふらふらしているような気がした。

次に、集中ができなくなった。

テスト勉強をしようと思って、机に向かい集中しようとすると吐き気がした。

次に、本が読めなくなった。

自分がどこまで本を読み進めていたのか忘れる。

既読箇所を20ページ近く読んで、やっと自分が同じページを読んでいたことに気づく。

次に、言葉が出なくなった。

「あれ!そうあれだよ!」と物の名前がすぐに出てこなくなった。

思考してから目的の単語を頭から引っ張り出すのに時間がかかる。

出てこないことも多くなった。

その段になって、ようやく何か重大な問題が自分に起こっているのではないか?と思い立った。

そして頭をぶつけてから1週間後に病院受診し、頭部CTスキャンを撮ったのだが

診断で特に異常は見つからなかった。

その後も不定愁訴のような下記のような症状が出たり消えたりした

偏頭痛

・光が眩しい

・顎が鳴る

・立ちくらみを起こす

下痢が続く

・集中力低下

記憶力低下

・感受性が希薄になる

肩こり

それから病院には行っていない。

5年経って、社会人になった今でも症状が入れ替わり立ち代り出ている。

正直、仕事が上手くできているとは思えない。

1度病院にかかって正常診断を受けているためか、今の自分が駄目なのは

何か別の病気が原因なのか、それとも自分自身が堕落したのか、自分でも分からない。

ただ、昔は理路整然と何事も出来ていた自分を知っているだけに

今の自分の低スペックさを嫌でも自覚してしまい、事あるごとに死にたくなる。

自分の症状をキーにネットで色々調べてみるものの、難病や誤診が多い病気、はては鬱病まで

様々な病気がヒットし、不安感が煽られる。

誰にも相談できないし、病院に行くのも怖い。

このまま、ゆるゆると昔の自分を回想して年をとっていくしかないのだろうか。

何のために生きているのだろうか。

どこへ行くのだろうか。

分からない。

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