2009-04-24

今朝の朝刊を見てぶっ飛んだ

中国、ITソースコード強制開示強行へ…国際問題化の懸念

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090424-OYT1T00053.htm

 中国政府デジタル家電などの中核情報メーカーに強制開示させる制度を5月に発足させることが23日、明らかになった。

 中国政府は実施規則などを今月中にも公表する方針をすでに日米両政府に伝えた模様だ。当初の制度案を一部見直して適用まで一定の猶予期間を設けるものの、強制開示の根幹は変更しない。日米欧は企業知的財産が流出する恐れあるとして制度導入の撤回を強く求めてきたが、中国側の「強行突破」で国際問題に発展する懸念が強まってきた。

 制度は、中国生産・販売する外国製の情報技術(IT)製品について、製品を制御するソフトウエア設計図であるソースコード」の開示をメーカーに強制するものだ。中国当局の職員が日本を訪れ製品をチェックする手続きも含まれる。拒否すれば、その製品現地生産・販売や対中輸出ができなくなる

 どの先進国採用していない異例の制度で、非接触ICカードデジタル複写機、金融機関向けの現金自動預け払い機(ATM)システムなど、日本企業が得意な製品も幅広く開示対象になる可能性がある。

 中国側は、ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスの侵入防止などを制度導入の目的に挙げる。しかし、ソースコードが分かればICカードATMなどの暗号情報を解読するきっかけとなる。企業の損失につながるだけでなく、国家機密の漏洩(ろうえい)につながる可能性もあるため日米欧の政府が強く反発。日本経済界も昨秋、中国側に強い懸念を伝えた。

 中国は当初、08年5月に実施規則を公表し、09年5月から適用する予定だった。各国からの反対で、中国当局が今年3月、制度実施の延期を表明したが、これは適用開始までの猶予期間を設けることを指していたと見られる。

 猶予期間はメーカー側が提出する書類を用意する時間に配慮したものだが、いつまで猶予するかは不明だ。日米欧の政府は詳細が分かり次第、中国側に問題点を指摘し、制度の見直しや撤廃を求めていくことになる。

 ◆ソースコードコンピューター用の言語で書かれたソフトウエア設計図。企業重要知的財産で、ソースコードが流出すれば開発成果を他社に利用される懸念がある。マイクロソフトは基本ソフトウィンドウズ」のソースコードを機密情報として扱い、巨額の利益につなげた。

(;´Д`) ・・・どうすんのよこれ。

  • 中国に対してはソースコードの暗号化が必要か。 難読なスパゲッティソースを書く人が重用されるかもな。

    • 中国に対してはソースコードの暗号化が必要か。 いや、当局が理解出来る形で提出せにゃならんとさ。 ところで思ったんだけど、中国が輸入している兵器はどうなるんだろ。ロシアの...

  • GPLのオープンソースのみで製品を構築すればいい。

  • 最新機器は一斉に引き上げちゃえば? 数世代前の枯れた技術の製品でもあっちなら商売になるでしょ

  • http://anond.hatelabo.jp/20090424082516 (;´Д`) ・・・どうすんのよこれ。 こうなりました。 IT認証制度を1年延期 中国、対象は政府調達 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090429/biz090429201800...

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