12月末付けで解雇されて、大体の書類が手元に届いたから書いちゃうよ。
まず、前提として
会社は関西に本社がある中小企業。とてもニッチな業界なので詳しく書いたらばれるくらい。自分は地方の工場の事務だった。
まず、別の工場の事務員さんが、家庭の事情で自分が勤めていた工場の所在地へ引っ越しすることになった。それに伴い退職を願い出たわけだが、どうせならこっちの工場で勤めればいいよとかジュニアが言い出したわけですよ。その事務員さんは当然ながらジュニアのお気に入り。
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ジュニアからの圧力で自分の上の人が困って、とりあえずパソコンに詳しいということで別部署に行かないかという話が自分にある。どうせ断れないので自分は承諾。
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やってきた事務員さんに引き継ぎ後、別部署に異動。んが、上記に書いたとおり、ニッチな世界なのでかなり専門的かつ曖昧なことが多く、パソコン操作云々以前の問題。一ヶ月もしてないのにジュニアが自分に教えていた人に使えるかどうかを聞く。「向いてない」と応えたらしい。
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11月1日、本社から研修の話が上がる。25日から来いとかいう無茶。ちなみに、研修と称して行って5年くらい帰って来てない人がいたり、結局帰って来ずにそのまま辞めたりした人がけっこうな数いる。つまりは、そういう使いつぶされることを前提の研修。
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結局、本社が忙しくなって研修の話は流れるも、そうやって使いつぶされるよりは今のうちに転職した方がいいから会社都合の解雇という形でどうよと自分の上の人に泣かれる。
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辞めた
流れではこんな感じ。
本社が一番辞めさせたがっていたのは、営業事務の人。仕事ができるのであちこちに飛ばされた挙げ句、ちょっとしたすれ違いから「使えない」認定を受けてしまったカワイソウな人。ただ、この人は既婚者であり子供もいるので辞めさせるには問題があり、独身で女でふらふらしていた自分が代わりに、という感じで言ってたけど本当かどうかはわからない。
取締役の人はかなりかばってくれたらしいが、ジュニアの暴走を止めることはできなかったらしい。ジュニアが事務員さんとどんな関係かなんてのは知らん。が、昔違う工場にいた事務員さんは社長の愛人だって噂だった。
社長が死ねば多分潰れるんじゃね? と思われているくらいワンマンな会社で、なくなりはしないけど広がりもしない業界。一応引き抜き状態でその会社に入ったし、それなりの恩はあったんだけど、恩を返したい人はすでに退社してたり亡くなってたりでどうでもよくなっていた。未練はないけど、今時こんな理由で辞めさせられたんだぜ、みたいな笑い話として書いておく。怒ってくれた友達がいることにちょっと幸せを感じたりもした。
そーいえば。ボーナスや査定時期になると、車のタイヤにクギがぶっ刺さっている事件が何度もあったそうだ(自分も一度やられた)。犯人は分かっているけれど、確証がないらしい。そういうことを平気でやる人が、十数人しかいないところにいるというところが怖い。というより凄い。