首都圏のキリスト教カトリックの中高一貫校に通っていた。今、20代半ば。
一応、6年間、キリスト教というものに触れたので、「神はいるか否か」について、暇だった中高時代は考えをウンウンめぐらせた。で、その結果、「『神はいるともいないとも断言できません』って素直に言うのが一番正しい」という、いわゆる不可知論のような考え方に、高3ぐらいで自力でたどり着いた。
当時は、「数学で三平方の定理を誰に教わらなくても自力で証明しちゃう奴なんか、世の中には割といるのだろうから、不可知論も誰に教わらなくとも勝手に自分で思いつく人も割といるだろう」と思っていた。だが、大学・大学院で、友人と話していると、「神はいない」と断言してしまっている人が大半みたい。
不可知論を自力で発明した人って、世の中にどれぐらいいるのだろう、と思って聞いてみる。
一応言っておくと、こういうキリスト教系の学校でも、生徒の大半はキリスト教徒 で は な い。大学合格率を狙って親が受験させて入ってきたケースが大半。生徒や親が信者、みたいな人は、1割ぐらいだったかな。教員も、信者か否かは全くバラバラ。普通の教科の教員資格を持っている神父の人で教会のコネ経由で入ってきた人がいるかと思えば、「キリスト教ってよくわかんない」っていう、普通に面接受けて入ってきたっぽい数学の先生とかもいた。
ただ、校長は神父でないといけないらしい。校長の人事は、生徒・親には全く見えず、教会から派遣されるかのように5年ぐらいの単位で突然入れ換わったりする。校内の実務は、教頭が全部やっているらしかった。
あと、宗教・倫理の授業担当も神父じゃないといけないらしかったなぁ。普通にセンター試験の倫理の演習問題を解くだけだったりしたが(笑)倫理とは別に、宗教っていう授業が週1ぐらいで数年あったなぁ。ただ、倫理と宗教が同時に教えられることはなかった。
ある思想?を自力で発明したかどうか、とその人がその思想を採用しているかどうか、は別問題じゃないかな 「神はいない」と断言する人が多いからといって、その人たちが不可知論に...
元増田。いや、もちろん、確かに、ある思想を自力で発明したかどうかと、その人がどう信じるのかは別なんだけど。自分は、純粋に、「自力で発明したって人はいる?」って聞きたいだ...
おれは科学を勉強しているけど、やっぱりアグノスティシストです。自分で気づいたかはわからないけど、概念を聞いたときに「ああ、俺はこれなんだ」と感じました。大学1年生のとき...