2009-01-25

疑似科学批判・疑似科学批判批判がそこそこ盛り上がりやすいのは、参加のしきいが低そうに見えるわりには自分なりの正解が提示しやすそうに見えるからかなー。

科学内部での学説批判は、専門知識が必要とされるのでしきいが高い。

疑似科学批判は(a)「それは科学的に正しくない云々」という科学ルールによる批判と(b)「偽の言説を流通させる害」についての社会ルールによる批判の二つが混じっているけど、(a)は専門知識が必要だけど(b)は社会人なら参加する資格がありそう(に見える)

疑似科学批判批判になるとさらに話は抽象化・非専門家化・論理ゲーム化して、ネットユーザーなら誰でも参加できそうな気がしてくる。

非モテとかだれころ論争でも同じだと思うんだけど、参加コストがある程度低く、なおかつほどほどに具体的な話題(何か意味のある事を言ってるような気になれる話題)ってのは、内容の本来の切実さとか必要性とは関係なく盛り上がる気がする。議論市場での人気商品床屋政談も多様化してるっていう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん