それに、あの細さだよ? 解像度(ビットレート)的にCDやらよりも優れていたとは到底考えにくい。そういった意味で「アナログデバイスの方が記録されている内容が多いので優秀」って考えは無いと思うんだが。
ここら辺を読むとわかりやすいかなぁ。
http://www.edius.jp/cre_lab/recording02.html
デジタルの場合はサンプリングしてるからサンプリングレートで復元できる周波数というのの幅がきまっちゃうのね。でもアナログはそもそもサンプリングをしてないから,ノイズもそのまま拾っちゃうけど理論的には全部記録できる。再現するのもメカニカルな原理を使ってるのでそのまま出てくる。レコードとかはでこぼこのあの振動がそのまま音になるんだもんなぁ。テープが音割れなんかをするのはスピーカーの問題だと思う。
ただやっぱりCDの方が音は綺麗だと思うよ。加工なんかもしやすいんだろうし,大量生産も簡単だ。ファイルサイズがでかくなってもいいのならビットレートをものすごくあげて生音に近い音にすることも可能だけど,可聴域以上の音になるとやっぱりスピーカーの問題になってきてそれ専用のスピーカーが必要になる。
情報が多ければ優秀かといったら,情報量の面ではそうかもしれないけれど実際に聞くことを考えると必ずしもそうではないよね。
ここら辺はカメラとかも同じでデジタルで何万画素!とか言っててもアナログの解像度はデジイチのフルサイズのと同じだったりする。でも見た目のきれいさとか写真の撮りやすさとか維持費とかそういうことをトータルで考えていくと自分の好みの部分を取捨選択していくことになるよね?
デジタルとアナログはどっちが優秀ということではなくて単純に自分が必要とすることに対してどっちが適してるかってだけだと思うんだ。